宇宙のなぞをハシゴしよう 11月21日にアルマ×すばる講演会

【2010年11月10日 国立天文台 メールニュース No.17】

11月21日、2つの講演会が臨海副都心(東京)と慶応義塾大学日吉キャンパス(横浜)で行われる。午前はALMA望遠鏡プロジェクト、午後はすばる望遠鏡による系外惑星研究がテーマとなっている。両会場(駅)の間は1時間で移動できるので、興味のある方は両方参加することもできる。


《宇宙のなぞに挑む アルマ×すばる》

2010年11月21日(日)、国立天文台は2つの講演会を開催いたします。

午前の講演会は、南米チリに建設中の巨大電波望遠鏡アルマの紹介と、アルマによって解明が期待される宇宙のなぞについて迫ります。その中でも、星と惑星系誕生のなぞ、宇宙の始まりと銀河誕生のなぞ、についてとりあげます。

午後の講演会は、すばる望遠鏡による観測で急速に解明が進む、太陽系外の惑星系にスポットをあてます。太陽系外の惑星の素顔と、将来の次世代大型望遠鏡で期待される観測成果についてご紹介します。

いずれも、最新の宇宙像に迫る大規模プロジェクトについてじっくりと耳を傾けるよい機会になります。多くの皆さまのご来場をお待ちしております。

午前:アルマ望遠鏡で探る宇宙のなぞ〜わたしたちはどこからきたのか?〜

11月21日、南米チリに建設中の巨大電波望遠鏡アルマをテーマとした講演会を開催いたします。講演では、このアルマについて広く皆様に知っていただくと共に、アルマによって解き明かされる宇宙のなぞについて迫ります。

現在、参加のお申し込みを受け付け中です。「国立天文台:公開講演会」ページより奮ってご応募ください。この講演会は、「サイエンスアゴラ2010」の企画の一つとして開催されます。

■ 日時:
2010年11月21日(日) 10:30 〜 12:00
■ 場所:
東京国際交流館 国際交流会議場
(東京都江東区青海2-2-1 国際研究交流大学村内)
■ 内容:
  • 講演1「星と惑星系の誕生のなぞ」立原研吾 (国立天文台 助教)
  • 講演2「宇宙の夜明けと銀河誕生のなぞ」齋藤正雄 (国立天文台 助教)
  • 講演3「アルマ望遠鏡とアルマが切り開く新しい天文学」 井口 聖(国立天文台 准教授)
■ ウェブサイト:
国立天文台:公開講演会
サイエンスアゴラ2010

午後:太陽系外の惑星を探る

同日午後には、別会場にて、すばる望遠鏡による観測で急速に解明が進む、太陽系外の惑星系にスポットをあてた講演会を開催いたします。この講演会では、太陽系外の惑星の素顔と、将来の次世代大型望遠鏡で期待される観測成果についてご紹介します。

参加のお申し込みは不要です。皆様、奮ってご参加ください。

■ 日時:
2010年11月21日(日) 15:00 〜 18:00
■ 場所:
慶應義塾大学日吉キャンパス 協生館 藤原洋記念ホール
(神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1)
■ 内容:
  • 講演1「第2の地球を見つけよう」 田村元秀(国立天文台 准教授)
  • 講演2「星くずから惑星へ」 小久保英一郎(国立天文台 准教授)
  • 講演3「30m望遠鏡 TMTができたら…」 家 正則 (国立天文台 教授)
■ ウェブサイト:
すばる望遠鏡 公開講演会

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