見ると幸せになれる? オーロラをバックに珍しい現象
【2011年1月12日 Live!オーロラ】
オーロラ中継の静止画カメラで、2つの珍しい現象がとらえられた。オーロラをバックにした火球と月虹だ。
米アラスカ州からオーロラの中継動画を公開している「Live!オーロラ」のカメラが、オーロラをバックに珍しい現象をとらえた。いずれも現地時間1月10日から11日にかけての夜に北北東方向の静止画カメラが撮影したものだ。
1枚目の画像は月虹をとらえたもので、画像の下の方に淡いアーチが見える。その向こうの地平線上にはオーロラがうっすらと輝いている。ハワイのマウイ島では「月虹を見たものは幸せになれる」との言い伝えがあるとか。
2枚目はオーロラを背景にした火球。一般的に火球はおよそ100km前後上空を輝きながら横切り、一方オーロラは高度100km〜300kmの範囲で起こる現象で、そのことを意識して見るのも興味深い。