星ナビ3月号は「天文・宇宙デジタルツール」と「超広視界アイピース」
【2011年2月3日 アストロアーツ】
星空を楽しむための雑誌「星ナビ」2011年3月号が、2月5日(土)に発売されます。スマートフォンで使える星空アプリや、パソコン用のシミュレーションソフトなどのデジタルツールを大特集しました。「天文機材セレクション」では、見かけ視界102度という超広視界のアイピースが登場。あなたの天文ライフをもっとおもしろくする最新刊の内容をご覧ください。
表紙
渡辺文健さんが北海道のなよろ市立天文台「きたすばる」で撮影した昨年12月21日の月食です。悪天候で皆既中の月はほとんど見られなかったということですが、雲の隙間から部分食をとらえました。
★ 全掲載内容の目次はこちら → 「星ナビ2011年3月号」
ADT48 天文・宇宙デジタルツール厳選48
あらゆるもののデジタル化が進んでいる今、スマートフォンで使えるアプリやWeb上でのサービス、さらにパソコン用のソフトウェアなど、天文趣味の世界にも新しいデジタルツールが次から次へと登場しています。定番からマニアックなものまで48アイテムをセレクトしました。
ニコン天体望遠鏡アイピース第2弾 見かけ視界102度に死角なし
2009年末に見かけ視界72度のアイピースが発売されて話題となったニコンから、新しくNAV-HWシリーズがリリースされました。焦点距離が12.5mmと17mmの2機種ですが、特筆すべきはいずれも見かけ視界102度という超広視界ということです。特集では、通常の試用レポートやメーカーインタビューに加え、望遠鏡愛好者の集いである「双望会」会場に試用機を持ち込んで、多くの方からその見え味についての感想を聞かせていただきました。
復光を始めるぎょしゃ座εを観測しよう
ぎょしゃ座の1等星カペラのすぐそばにある平常光度2.9等のε星は、27年ごとに1年以上もの間、およそ4等まで暗くなる変光星です。巨大ガス円盤による食という特異な変光原因を持つこのε星の復光が、この3月から始まると予想されています。アマチュアの観測でも光度変化を記録できますので、解明に役立つデータをとってみましょう。
宮城県の遊佐徹さん、M33に新星を発見
宮城県大崎市の大崎生涯学習センターに勤務する遊佐徹(ゆさとおる)さんは、新天体の確認観測のエキスパート。その遊佐さんが、昨年12月17日に撮影した系外銀河M33の画像から16.6等の新星を発見しました。発見の経緯をレポートします。
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