星ナビ1月号は「2012年の天文現象」と「星空雲台ポラリエ」
【2011年12月5日 アストロアーツ】 2012年1月6日更新
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2012年1月号が、12月5日(月)に発売されます。2011年も残りわずか。いろいろなことがあった1年を振り返りつつ、新しい年に待ち受けているさまざまな天文現象に心躍らせる季節です。2012年のビッグなイベントを確実に、そしてめいっぱい楽しむための充実のコンテンツでお届けします。
2012年1月6日更新 特別付録「星空ハンドブック2012」において、天文現象の日付に誤りがありました。詳細については【お詫びと訂正】星ナビ1月号 特別付録「星空ハンドブック2012」8月の天文現象カレンダーをご覧ください。
表紙
沼澤茂美さんがアメリカ・カリフォルニア州のモノ湖付近で撮影した、天の北極を中心にまわる星々と巨大な松の木々です。
★ 全掲載内容の目次はこちら
「星ナビ2012年1月号」
特別綴じ込み付録 星空ハンドブック2012
2012年のひと月ごとの星図と主な天文現象一覧、惑星の動き、出没表などをまとめた便利なハンドブックが特別付録です。
2012年天文現象ハイライト
2012年はまれにみる天文現象の「当たり年」です。お待ちかねの金環日食だけでなく、金星の太陽面通過や金星食、白昼の木星食、最高条件のふたご座流星群など興味深いイベントが目白押し。天文ファンの大忙しの年となること間違いなしです。特に注目したい現象をピックアップして図版と写真で解説しました。イメージトレーニングに励んで、現象に向けて気分を盛り上げていきましょう。
手のひらサイズの超小型赤道儀 ビクセン「星空雲台ポラリエ」
気軽に星空撮影を楽しむ人へ向けた星野写真撮影専用のポータブル赤道儀の市場が賑わう中、ビクセンの超小型赤道儀「星空雲台ポラリエ」がいよいよ発売となりました。天体を追尾するために必要な機能だけを拾い出し、積極的に持ち運んで星野写真の撮影を楽しめるようにという、新しいコンセプトで作られたポラリエをズームアップ。
天文トピックアーカイブ2011
天文学、天文現象、機材、科学館・プラネタリウムの4つのテーマ別に2011年を振り返り、話題となったできごとをまとめました。気がついてみるとあっという間だった1年、天文の世界にもいろいろなことが起こりました。2011年があなたにとってどんな年だったのか、新しい年を迎える前におさらいしてみませんか。
ギリシア神話の星舞台を巡る III
冬の夜空の中で、群を抜いてきらびやかな輝きを見せるオリオン座。有名で人気があり、プラネタリウムの星座紹介でもおなじみです。猛々しい勇者のようなイメージがありながら、星座神話ではあまり目立った活躍のない狩人として描かれているオリオン。その出生の地と考えられているクレタ島や、オリオンが興したとされる街などを訪ねます。
宇宙の公案II プロローグ
『星ナビ』の前身ともいえる天文雑誌『スカイウオッチャー』で1994年10月号から2000年9月号にかけて不定期に計10回連載された、「宇宙の公案」シリーズの第二部が始まります。今回、連載開始にあたり第一シリーズの執筆陣と各テーマ、これからの展望を紹介します。