星ナビ8月号は「夏の星空」と「金星食」
【2012年7月5日 アストロアーツ】
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2012年8月号が、7月5日(木)に発売されます。6月6日に見られた金星の太陽面通過。歴史的なスポットでの観察会や、各地で撮影された金星像を紹介します。特集は、初代から発売20周年を迎えた天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」の軌跡。綴じ込み付録では、8月14日早朝の金星食など夏に起こるイチ押し天文現象を紹介しています。
表紙
中西昭雄さんが兵庫県宍粟市で撮影したHα光による金星の太陽面通過です。天気予報を見ながら西へ遠征し、時おり雲に邪魔されたものの、第1接触から第4接触まで見られたということです。
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「星ナビ2012年8月号」
綴じ込み特別付録 「夏を楽しむ・星空案内2012夏」
2012年の夏は天文現象目白押し。話題の金星食に、条件良好のペルセウス座流星群、夕方と朝方には惑星たちと月の競演を楽しむことができます。他にも、天の川や夏の星座の見どころ、7〜8月の月齢一覧、主な天文現象のピックアップなど情報が満載。持ち運びにも便利な別冊です。
金星に「ハロー・グッバイ」今世紀最後の金星太陽面通過
金環日食に続いて日食めがねが大活躍した6月6日の金星太陽面通過。次に見られるのは105年後とあって、貴重な現象を見逃すまいと天文ファン以外にも大勢の人々が黒い金星を見上げました。星ナビギャラリーでも、スペースを拡大して投稿画像を紹介しています。
天文シミュレーションソフトの定番 「ステラナビゲータ」20周年
初代「ステラナビゲータ」の発売は、1992年7月。アストロアーツのプロデュース、アスキー出版局(当時)による販売という形態で産声をあげました。それから20年、絶えず進化を続けてきたステラナビゲータのたどってきた足跡を振り返ります。
宇宙の公案II 07「追悼・寿岳 潤〜宇宙文明の扉の彼方に」
公案I・第08回「宇宙文明の扉」をご執筆いただいた寿岳 潤さんは、2011年9月に亡くなられました。今回は、とくにSETI研究において寿岳さんと親交が深かった平林 久さんに第06回に引き続きご登場いただき、寿岳さんを偲びつつ、宇宙文明について語っていただきました。