星ナビ1月号は「2013年の天文現象」と「ケアンズ皆既日食」
【2012年12月5日 アストロアーツ】
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2013年1月号は、本日12月5日(水)発売。2013年の見どころはパンスターズ彗星やアイソン彗星だけではありません。見たい現象、撮りたいイベントを見つけておきましょう。注目の新連載は、科学者が語る宇宙の始まりと命のつながり。ケアンズ皆既日食の悲喜こもごももまとめてお伝えします。
表紙
ケアンズ北の海岸パームコーブでは、熱帯の雲模様の中、皆既約10分前にようやく太陽が顔を出しました。椰子の葉影に広がるコロナに、砂浜に集った人々から拍手と歓声が沸き起こります。
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「星ナビ2013年1月号」
綴じ込み特別付録 星空ハンドブック2013
2013年のひと月ごとの星図と主な天文現象一覧、惑星の動き、出没表などをまとめた便利なハンドブックが特別付録です。
2013年天文現象ハイライト
世紀の大彗星になるかもしれないアイソン彗星をはじめ、春に明るくなるパンスターズ彗星、好条件の回帰となるエンケ彗星など、2013年は「金の年」に代わって「彗星の年」となりそうです。その他にも水星食やスピカ食、三大流星群といった見どころを余さず紹介。
新連載・科学者が語る「Eternal Return −いのちを継ぐもの−」
この地球に生まれ、限りある命を生き、死んで行く私たち。命ってなんなのだろう? 我々はどこから来たんだろう……上坂浩光監督による最新プラネタリウム映像作品「Eternal Return −いのちを継ぐもの−」のテーマを、作品を監修した研究者の解説で読み解いていく新連載です。第1回は、国立天文台の梅本智文さんが「原子の形成から恒星の誕生」について解説。
電子の目で勝手に初期設定「セレストロン スカイプロディジィ 90MAK」
ほぼ完全な自動初期設定を行うシステムを搭載した経緯台式自動導入望遠鏡「スカイプロディジィシリーズ」。設置時に架台の水平出しを行うだけで、緯度経度や時刻情報も必要としないという、これまでにはない独創的かつユーザーフレンドリーな機能を試してみました。
報告「ケアンズ皆既日食」
11月14日、オーストラリアのケアンズ周辺に日本から多くの天文ファンが出向き、東の空に極大期のコロナを目撃しました。パームコーブ、アマルー、ボブズルックアウト付近、マリーバからのレポート、そして連載「三鷹の森」ではペブリィビーチでのようすをお伝えします。