「ステライメージ7」の7.0cアップデータを公開
ニコン D7100、ソニー α99 / NEX シリーズなどに対応
【2013年6月11日 アストロアーツ】
天体画像処理ソフトウェア「ステライメージ7」をアップデートする「7.0cアップデータ」を無償公開しました。ニコン D7100やソニー α99 / NEXシリーズなどのRAWデータ読み込みに対応し、バッチコンポジットやワークフロー機能の不具合修正を行っています。
今回の「7.0cアップデータ」では新たにニコン D7100 / Nikon 1 J2/J3/S1/V2とソニー α99 / NEX-3N / NEX-5R / NEX-6のRAWデータ読み込みに対応しています。
また、ダーク/フラット補正でステライメージが強制終了する問題やバッチコンポジットの結果画像が乱れる問題、RGB合成の結果画像がモノクロになる問題、ワークフローで記録した設定が実行結果に反映されない問題など、多数の不具合が修正されています。ユーザーの皆様にはご不便をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。
すべてのユーザーの皆様に「7.0cアップデータ」のダウンロード、インストールをお勧めします。
アップデータのインストール方法
- 下記のいずれかの方法で7.0cアップデータファイルをダウンロードします。
- 「ステライメージ」の[ヘルプ]メニュー → [ステライメージの更新確認]から
- 製品ページ内「アップデータ」ページから
- 7.0cアップデータファイル(Si7up70c.exe)を、「ステライメージ」が起動されていない状態で実行します。
詳しくは、ステライメージ7 アップデータページをご覧ください。ご不明な点は製品サポートページを参照のうえ、お問い合わせください。
7.0cアップデータの詳細
◆ デジタルカメラ対応追加機種
以下の機種のRAWデータの直接読み込みに対応します。
- ニコン D7100 / Nikon 1 J2/J3/S1/V2
- ソニー α99 / NEX-3N / NEX-5R / NEX-6
機種名 | ベイヤー配列 | RAW現像 調整:自動 | RAW現像 調整:手動 |
---|---|---|---|
ニコン D7100 | ○ | ○ | ○ |
ニコン Nikon 1 J2 | ○ | ○ | ○ |
ニコン Nikon 1 J3 | ○ | ○ | ○ |
ニコン Nikon 1 S1 | ○ | ○ | ○ |
ニコン Nikon 1 V2 | ○ | ○ | ○ |
ソニー α99 | ○ | ○ | ○ |
ソニー NEX-3N | ○ | ○ | ○ |
ソニー NEX-5R | ○ | ○ | ○ |
ソニー NEX-6 | ○ | ○ | ○ |
(○:対応 ×:未対応)
ステライメージ7のすべての対応機種については、製品ページの「対応デジタルカメラ一覧」をご覧ください。
◆ 主な修正内容
- BITRAN BN-51LNの画像ファイルを開くとステライメージが強制終了することがある
- ダーク/フラット補正でステライメージが強制終了することがある
- ダーク/フラット補正でダーク画像とフラットのダーク画像にダークライブラリを使用すると、フラットのダーク画像に用いられたダーク画像が両方の補正に適用される
- 選択マスク作成ダイアログで「元画像に適用」したマスクをワークフローに記録できない
- ワークフローに記録した画像処理の設定が実行結果に正しく反映されないことがある
- RGB合成を実行すると結果画像がモノクロになることがある
- マルチコアCPUを使う設定でネビュラスムースを実行すると、シングルコアの設定で実行した場合よりも処理時間がかかる
- 仮想記憶(一時ファイル)が使われている状態でバッチコンポジットを行うと、処理結果の画像が乱れる
※詳しい修正内容の一覧は、「ステライメージ7 アップデータ」のページより「リリースノート(修正機能一覧)」をご参照ください。