江別市の西村さんがペガスス座の銀河に超新星2014cyを発見、自身初
【2014年9月8日 CBET 3964】
北海道江別市の西村健市さんが8月31日、ペガスス座の銀河に超新星2014cyを発見した。西村さんにとっては初の超新星発見となる。
北海道江別市の西村健市(にしむらけんいち)さんが8月31.662日(世界時。日本時では9月1日1時ごろ)、ペガスス座方向の銀河NGC 7742に超新星2014cyを16.2等で発見した。超新星の位置は以下のとおり。
赤経 23時44分16.03秒 赤緯 +10度46分12.5 秒(2000.0年分点) NGC 7742周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星
チリ・ラスカンパナスの6.5mマゼラン・バーデ望遠鏡での分光観測などから、9月3日時点で爆発から10日ほど経ったII型超新星とみられる。
西村さんにとってはこれが初めての超新星発見となる。
超新星2014cyの位置
新発見の超新星を天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」で表示して位置を確認できます。「ツール」メニューから「データ更新」した後、「SN 2014cy (NGC 7742)」を検索・表示してください。
また、新しいデータや番組をオンラインで入手できる「コンテンツ・ライブラリ」(「コンテンツ」メニューより)では、星図に一覧表示できる「日本人が発見した超新星」も公開しています。あわせてお楽しみください。