森 栄二Sh2-240

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カメラレンズを使うと起こりがちな像のシフトを減らすため、ガイドチップ内蔵の ASI 2600DUO を取り付けてみましたが、撃沈しました。ガイドチップがレンズの端により過ぎてて、イメージサークルサイズから外れているらしく、主センサーではピントがあっていますが、ガイドチップのほうは大きくピントが外れています。シグマのレンズは優秀なのに残念です。残念ですが、ASI 2600DUO は35mmカメラレンズでは使えないと思ったほうがよいです。  カメラレンズではOAGとEFWを同時に使えません。シグマさんが、天体用のメタルバックの長いレンズを作ってくれるのを期待します。

#115012
2024年11月4日 23時50分0秒 露出 300秒
600秒×14枚 (DUO)、300秒×11枚 (TRI-BAND)
カリフォルニア州レイクサンアントニオ公園
望遠鏡:シグマ 135mm F1.8 DG HSM
カメラ:ZWO ASI 2600MC DUO
オリオンシリウス赤道儀(スカイウォッチャーEQ5。オリオンは現在営業中断中のようです)。ZWO EAF。 ASI AIR PRO(電源コネクタが接触不良を起こすので取り替えて使用)。ASI 120MM mini、SV-BONY 30mmF4 ガイド鏡、F2.0で撮影。
135mm
ステライメージ8、PhotoShop、PixInsight にて画像処理。設定可能な最大のゲイン=300、冷却温度 0度にて撮影。ダーク補正、フラット補正等の画像処理。ステライメージの背景補正機能でバックグラウンドにある光害の影響を低減。
毎回チャレンジしているSh2-240です。いつも画角からはみ出すので、思い切って短焦点で撮影してみました。Sh2-240とその周辺こんな感じになっているんですね。OIIIの淡いガスも結構広い範囲に漂っているようです。フィルタをいくつか切り替えてカラフルに撮影できると面白そうな領域です。地上からの光害の影響も結構受けているので、途中でSKYフラットを取得して光害の影響を減らす必要がありそうです。ステライメージのバックグラウンド補正に随分助けられました。