アストロガイド 星空年鑑 2024

本誌

豊富なカラー写真やイラストを用いて天文現象をわかりやすく紹介。2024年注目現象の見どころや、毎月の星空の様子を先取りできます。スマホアプリ「星空ナビ」とも連動。星空を見上げるのがさらに便利に楽しくなります。

特集「天文現象ハイライト」「注目の彗星」では流星群や星食・彗星といった2024年に見ておきたいおすすめの現象を解説します。

目次

2024年 見逃せない天文現象

2024年に観望したい主な天文現象を、写真やカラーCGイラストで紹介。バラエティ豊かなイベントを楽しくチェックできます。

解説・写真・図版/沼澤茂美&脇屋奈々代(日本プラネタリウムラボラトリー)

「2024年 見逃せない天文現象」

2024年にやってくる 注目の彗星 見る・観る・撮る

2024年には肉眼で見えると期待されている彗星が2つやってきます。春の「12P/ポン・ブルックス彗星」と秋の「紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)」について、明るさ予報と観望方法・撮影方法について解説。どれほど明るくなるか予測するのはとても難しいですが、期待を込めながら観測準備をしましょう。

解説・画像/沼澤茂美(日本プラネタリウムラボラトリー)

「2024年にやってくる 注目の現象 見る・観る・撮る」

天文カレンダーと天文現象解説

1か月ごとの星図と惑星の動きを掲載。天文カレンダーは1週間ごとの現象を用語解説とともにまとめました。流星群、恒星食・惑星食、月と惑星の接近など、注目の天文現象を星図で解説します。

構成・作図/石田 智+編集部

「半球図と惑星」

20時前後の星図で、毎月の主な星座や惑星の位置を確認できます。「毎月の惑星」では、惑星の軌道上の位置や、その月の見かけの大きさ、明け方・夕方の星空と惑星についてまとめました。

「半球図と惑星:2024年1月」

「天文現象」「天文カレンダー」

上段では各月の注目の天文現象をカラー図版や写真を用いて詳細に解説。スマホアプリ「星空ナビ」とも連動し、誌面に掲載されたQRコードから天体・現象の方向を調べられます。

下段には1週間ごとの天文現象を一覧で掲載。日出・日入・月出・月入・月齢の情報も合わせて掲載し、観望や撮影のお供にぴったり。天文用語の解説付きです。

「天文現象・天文カレンダー:2024年12月」

「今月のシャッターチャンス」

彗星や流星群、細い月と金星の共演など、2024年も撮影しておきたい数多くの天文現象が起こります。DVD収録のソフト「アストロガイドブラウザ」や天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータLite」(体験版)を使って撮影計画を立てる方法や、構図確認の方法、撮影のヒントなどを解説します。

解説・作例/谷川正夫

「今月のシャッターチャンス:2024年12月」

惑星の動き

星空の中を目まぐるしく動く惑星の情報をまとめてあります。各惑星の軌道図と、星空の中での動き、天体出没表などで、観望好機がひと目でわかります。

構成/石田 智

「惑星の動き」

※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。