RAW ファイルを[ダーク補正]オンで読み込むと「指定したダークファイルの画像サイズがアクティブ画像と異なります」というエラーが出る
RAW ファイルを「ベイヤー配列」で開く際に[ダーク補正]を行うと、「指定したダークファイルの画像サイズがアクティブ画像と異なります。ダーク補正を行わずにファイルを開きます。」と表示されます。ダークファイルもライトフレームと同じ条件で撮影したものなのになぜですか?
これは、ダーク画像の RAW ファイルをコンポジットした際に「ベイヤー配列」以外の設定でコンポジットが行なわれてしまったものと思われます。
[コンポジット:バッチ]ダイアログで RAW 画像を[ファイルから追加...]から開いた場合には、通常の[開く...]メニューから開く場合のような「RAW 読み込み設定」ダイアログは出ず、暗黙のうちに「前回 RAW 読み込み設定ダイアログから開いたときの設定」で RAW ファイルを読み込む仕様となっています。
従って、ダーク画像をコンポジットする以前に「現像あり」や「現像なし」で RAW 画像を開いていた場合には、ベイヤー配列ではないダーク画像が作られてしまうことになります。
これを防ぐには、
- あらかじめ一度[開く...]メニューの方で「ベイヤー配列」でRAW 画像を開いておいてから[コンポジット:バッチ]ダイアログを使う。
- 処理するダーク画像を[開く...]メニューから「ベイヤー配列」で開き、そのままの状態で[コンポジット:バッチ]ダイアログを使い、バッチコンポジットを行なう。
のいずれかの手順でダーク画像を合成してみてください。