2016年のペルセウス座流星群の流れ星が最も多く流れる「極大時刻」は、8月12日午後9時ごろと予想されています。
しかし、この時間帯には上弦過ぎの明るい半月が南西の空にあるため、その月明かりの影響で流れ星が見えにくくなってしまいます。
また、流星群の流れ星は放射点(→ 解説)の高度が高いほどたくさん見えますが(飛ぶ流れ星の数が同じと仮定した場合)、午後9時ではまだ放射点が低いため、目にできる流れ星の数はやはりあまり多くありません。
そこで、極大時刻のころよりも、月明かりの影響がなくなり放射点が高くなってから、つまり12日深夜から13日未明にかけてが、一番の見ごろということになります。