2005年8月12日 ペルセウス座流星群が極大
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毎年活発な出現を見せてくれるペルセウス座流星群は、夏休み中の天文ファンを楽しませてくれる天文現象の一大イベントだ。この夏は上弦の半月が夜半前まではあるものの、それ以後は月明かりのない状態で観測できるので、まずまずの好条件下で楽しめることになりそうだ。
このペルセウス座流星群の出現期間は長く、すでに7月下旬ごろから飛び始め、8月20日ごろまで続く。今年のピークは8月13日の2時から4時ごろと予想されているので、月の沈む22時以降は要注目だ。明るい流星の中には痕を残すものもあり、流星自身はもちろん、痕も見ものとなることだろう。
ペルセウス座は秋の宵の北の空で高く見える星座だが、北よりに位置する星座なので、8月12日ごろの宵の北東の空低くにはもう姿を見せている。したがって翌13日の夜明け前までほぼ一晩中観測できることになる。この夏は上弦の月が出ているが、月没が早いので宵のころ以外はあまり気にせず観測できそうだ。ちなみに東京の場合での月没は、11日は21時31分、12日は22時0分、13日は22時34分、14日は23時17分となっている。