2012年7月15日 細い月と木星、プレアデス星団が接近
ステラナビゲータで作成
《アニメーション》
《観察方法、ポイント》
- 方位と高度を確かめましょう。「星空ナビ」や「iステラ」、「スマートステラ」などのモバイルツールを使うと、電子コンパスや内蔵センサーによって金星や木星の方向までナビゲートしてくれるので便利です。
- 肉眼でもじゅうぶん楽しめますが、双眼鏡があると暗い星も見えるのでいっそう美しい光景となります。
アニメ中にもあるように、15日には「月とすばる」「月と木星」「金星と木星、アルデバラン(ヒヤデス星団)」がそれぞれ双眼鏡の同一視野内に見えます。
→ オンラインショップ「双眼鏡」
未明の東の空で、月齢25の細い月と木星が接近する。日の出1時間前に高度30度で見やすく、とても目立つ。その上方には、6、7個ぽつぽつと星が集まっているのが肉眼でも見えるプレアデス星団(すばる)があり、双眼鏡だとさらに見ごたえがある。
木星の下方ではさらに明るい明けの明星・金星と、おうし座の赤い1等星アルデバランが見える。
この日の昼ごろには月と木星がさらに接近し、木星が月に隠される「木星食」も起こる。
この解説は「アストロガイド 星空年鑑 2012」より抜粋しました。
「アストロガイド 星空年鑑 2012」は注目現象の見どころや毎月の星空のようすを写真とイラストで詳細に解説したムックです。2012年の星空を手軽に楽しめるビデオや、近く起こる天文現象を調べたりシミュレーションしたりできるパソコンソフトなどを収録したDVDが付属します。
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