2012年8月上旬 火星と土星、スピカが並ぶ

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(説明図)
ステラナビゲータで作成

《アニメーション》

日没後の西の空には、土星と火星、おとめ座のスピカがすぐそばに並んで見える。赤っぽいのが火星、黄色っぽいのが土星、その下方に白く光る星がスピカだ。

日を追って見ていると、火星は土星とスピカの間を通り抜けるように動く。地球から火星までは太陽〜地球の距離の約1.7倍、土星までは10倍、スピカまでは光の速さで約250年。火星の動きの大きさに、その近さを感じることができる。

8月14日には3つがほぼ一列に並び、火星とスピカは2度以内まで大接近する。日没1時間半後には高度10度以下まで下がってしまうので、早めに見てみよう。

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この解説は「アストロガイド 星空年鑑 2012」より抜粋しました。

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