2012年11月上旬 おうし座流星群が活動中
ステラナビゲータで作成
11月上旬ごろを中心に、おうし座流星群が活動している。エンケ彗星の通り道を毎年この時期に地球が通過し、そこに残されていたちりが地球の大気にとびこんで、100km前後上空で発光して見える。
「北群」と「南群」があり、10月中旬から11月下旬ごろまでゆるやかな出現が続く。普通の流星群のようにはっきりとした極大日時はない。流れ星を探すなら、新月となる14日前後がおすすめだ。
この解説は「アストロガイド 星空年鑑 2012」より抜粋しました。
「アストロガイド 星空年鑑 2012」は注目現象の見どころや毎月の星空のようすを写真とイラストで詳細に解説したムックです。2012年の星空を手軽に楽しめるビデオや、近く起こる天文現象を調べたりシミュレーションしたりできるパソコンソフトなどを収録したDVDが付属します。