2013年1月3日 しぶんぎ座流星群が極大
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しぶんぎ座流星群は、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ三大流星群のひとつで、うしかい座とりゅう座の境界付近にある放射点から流れ星が流れる。「しぶんぎ座」という星座は今は存在しないが、かつてこのあたりに「へきめんしぶんぎ(壁面四分儀)座」という星座が設定されていたことからこの名前がついている。流れ星は、彗星や小惑星の通り道を地球が通過し、そこに残されていたちりが地球の大気にとびこんで、上空100km前後で発光して見えるものだ。
活動のピークと予想されているのは1月3日の22時ごろなので、3日から4日にかけての夜が見ごろだ。月齢21の月の光が目に入らないよう、北の方角を中心に空を広く見わたしてみよう。元旦からひと段落しての「星見初め」のついでに見られればもうけものかもしれない。
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