2014年11月上旬 おうし座流星群が活動中
11月上旬ごろを中心に、おうし座流星群が活動している。エンケ彗星の通り道を毎年この時期に地球が通過し、そこに残されていたちりが地球の大気にとびこんで、上空100km前後で発光して見える。
6日ごろピークの「南群」と13日ごろピークの「北群」があり、10月中旬から11月下旬ごろまでゆるやかな出現が続く。普通の流星群のようにはっきりとした極大日時はない。
流星群の中心となるおうし座は宵のころ南東の空にあり、ほぼ一晩中見える。流れ星を探すなら、満月となる11月7日前後を避けて見るのがおすすめだ。
ムックやDVD映像、シミュレーションソフト(Windows、Mac対応)で、詳しい見え方や観察のポイントを確かめましょう。 → 「アストロガイド 星空年鑑 2014」