Location:

2016年 12月

毎年12月のお楽しみといえば13日から14日ごろに活動のピークを迎えるふたご座流星群。今年はちょうど満月の時期にあたり条件は悪いが、月から離れた方向を中心に広く空を見渡せば、明るい流れ星が飛ぶかもしれない。防寒をしっかりとして夜空を見上げよう。

宵の東の空には、明るく色鮮やかな冬の星々が見え始めている。7つも輝く1等星は町明かりが多い場所でも見つけられ、その星々を手がかりにオリオン座などをたどることもできるだろう。

反対の西の空では、日没から19時半ごろまで宵の明星の金星がよく目立つ。とくに3日前後に細い月と並ぶ光景は美しく必見だ。何かと慌ただしい時期ではあるが、短い時間でも星や宇宙を楽しもう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今月の星空 12月

全天星図

図は、15日の午後8時頃に、南に向かって見上げたときの星空です。
月初めは午後9時頃に、月末は午後7時頃に同じような星空になります。

今月の惑星 12月

水星

上旬 中旬 下旬
* * *
等級 -0.5 -0.2 2.7
視直径 5.9″ 7.4″ 9.6″
星座 いて いて いて
現象

金星

上旬 中旬 下旬
* * *
等級 -4.2 -4.2 -4.3
視直径 17.3″ 18.7″ 20.3″
星座 いて やぎ やぎ
現象

火星

上旬 下旬
* *
等級 0.7 0.8
視直径 6.4″ 5.9″
星座 やぎ みずがめ
現象

木星

上旬 下旬
* *
等級 -1.8 -1.9
視直径 33.1″ 34.8″
星座 おとめ おとめ
現象

土星

上旬 下旬
* *
等級 0.4 0.4
視直径 15.0″ 15.0″
星座 へびつかい へびつかい
現象
  • 10日 合

天王星・海王星

天王星(中旬)海王星(中旬)
* *
等級 5.8 7.9
視直径 3.6″ 2.2″
星座 うお みずがめ
現象
  • 4日 海王星:東矩
  • 30日 天王星:留