M14
(へびつかい座の球状星団)
解説
M10、M12とともに、へびつかい座のいびつな五角形の中に位置している球状星団です。M14はM10の約7°東にあり典型的な球状星団の格好をしています。メシエが1764年に発見しました。
見つけ方
へびつかい座のα星(2.1等)の南約15°に位置しています。正確には2.7m東、15°51′南です。5°南にはμ星(4.6等)があります。M10からは40m東、49′北です。ファインダーではまず見えません。
双眼鏡
7×50の双眼鏡では淡い小さな恒星状ですが、空が良くないと見つからないことがあります。
10cm
低倍率では丸い星雲状に見えます。120倍程度に倍率をあげると、周囲がざらついたような感じに見えることがあります。
20cm
150倍程度まで倍率をあげても、好シーイングに恵まれると周辺の恒星を分離することができます。