M98
(かみのけ座の銀河)
解説
かみのけ座の方向にあっておとめ座銀河団に属する銀河で、メシエ天体の中でも特に淡いもののひとつです。1781年3月15日にメシエの同僚メシャンが発見しました。
見つけ方
かみのけ座とおとめ座の境界付近に位置しています。M88とM98〜M100はしし座β星とほぼ同じ赤緯に並んでいて、比較的見つけやすいでしょう。M98はβ星から24.7m東、20′北です。
双眼鏡
たいへん淡いので、双眼鏡では難しいでしょう。
10cm
40〜60倍程度で、好条件下で存在がわかります。ひじょうに淡い楕円系の光斑で、わずかに中心部が明るく見えます。
20cm
60〜80倍で、特徴がよりはっきりとわかるようになります。