2019年1月6日 金星が西方最大離角

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日の出前の東の空に輝いている金星が、1月6日に太陽から最も離れて西方最大離角となる。

星図

日の出前の東の空に輝く金星が、1月6日に太陽から最も離れて西方最大離角となる。

日の出3時間前にはすでに地平線上に昇ってきており、日の出1時間前の高度は25度を超える。マイナス4.4等と非常に明るく輝いており、まさに「明けの明星」というにふさわしい存在感だ。金星の下のほうには木星も輝いており、両惑星は23日ごろに最接近する。日に日に間隔が小さくなっていく様子や、さそり座のアンタレスを含めた3天体が集合する光景を楽しもう。

なお、今年の金星は5月下旬から6月上旬ごろまで明け方の空に見える。その後、8月13日の外合を経て、10月下旬から11月上旬ごろからは「宵の明星」として夕方の西の空に見えるようになる。

2019年1月上旬から5月上旬の見え方
2019年1月上旬から5月上旬の、日の出45分前の金星の位置(場所の設定は東京)。金星の見かけの形状は大きく描いている

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