ペルセ群の日程も!大草原で星に浸る「モンゴル・星空ツアー」募集中

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モンゴルの草原でゲルに泊まって星を見に行くツアーが発表されました。アストロアーツ/星ナビ協賛で、夏から秋にかけて5コースが設定されています。無光害の夜空を体験してみませんか。

【2019年6月10日 星ナビ編集部

すばらしい星空で知られるモンゴルですが、近年は首都ウランバートルの都市化・人口増加に伴う周辺への光害が顕在化しています。星空観察を謳うツアーはたくさんありますが、ウランバートルから50km以内という、街明かりの影響がみられる場所に宿泊するものがほとんどです。

今回、アストロアーツ/星ナビ協賛で、(株)ワイルド・ナビゲーションが企画した「モンゴル星空ゲルキャンプ」ツアーは、ウランバートルから西へ250km以上離れたゲルに滞在して、360度ほとんど光害のないすばらしい星空を楽しむことができます。2018年夏に実際に星ナビ編集部が下見を行っており、夜空の暗さは折り紙付きです。滞在するゲルはツーリスト用に整えられたものですが、夕食時以降の夜間には照明が消されます。ゲルのドアを開ければ、そのまま頭の上に満天の星が広がるのです。

ペルセウス座流星群と火星
ゲルキャンプで見た2018年のペルセウス座流星群と火星。画像クリックで表示拡大(キヤノンEOS 5D Mark IV + EF24mmf/1.4LII USM(F2)、ISO3200、30秒、流星の写ったコマを星基準で比較明合成、撮影:川口雅也、以下同)

チンギス・ハーンの息子のオゴテイが帝国の都を置いた世界遺産のハラホリン(カラコルム)に立ち寄ったり、乗馬体験で遊牧民の気分を味わったりできるなど、昼間のアクティビティーも充実。共同のエコ・トイレは清潔で、シャワー設備はないものの朝夕蒸しタオルが配られ、スタッフによる洗髪サービスもあります。食事は大きな食堂ゲルで朝・昼はバイキング、夜はモンゴル風にアレンジされたコース料理を楽しめます。

ハラホリン
(左・右下)古の都ハラホリンでは、古い仏教寺院や仏塔を見学できる。(右上)モンゴル国旗には、火・地球・水・太陽・月・陰陽が、かつて使われていた文字で表されている。画像クリックで表示拡大

ゲル/乗馬体験
(左)ホテルと違って、一歩部屋を出ればすぐに星空が広がっているのがゲルの良いところ。(右上)遊牧民に手綱を引かれての乗馬体験。(下)ゲルの寝泊まりで、昔ながらの遊牧民の生活を味わえる。画像クリックで表示拡大

ツアーは2か所のゲルキャンプに2泊ずつ滞在する「7日間コース」と、1か所のゲルキャンプに2泊する「5日間コース」を設定。最少催行人員は2名で、5名以上の参加で、「星ナビ」でもおなじみの星空カメラマンが同行します。

大草原に流れ下る天の川を体験してみませんか。

《モンゴル「星空」ゲル・キャンプツアー》

詳しい旅行条件や参加の申し込みは、(株)ワイルド・ナビゲーションまで