動画公開!華やかなペルセウス座流星群を記録しよう

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2024年のペルセウス座流星群は観測条件が良好で、たくさんの流星を観察することができそうです。星ナビでは、色鮮やかなペルセウス座流星群を観測するおもしろさを特集。関連して火球の動画を公開しました。

【2024年8月2日 星ナビ編集部

2024年のペルセウス座流星群は極大が8月12日23時ごろと予想されています。月齢8の月は22時すぎには西の地平線へ沈むため、12日の宵から13日の未明にかけて好条件で観察することができます(WEB特集 「2024年ペルセウス座流星群」)。国立天文台でも例年の解説に加えて、より詳しい資料が公開されました。

8月5日発売の「星ナビ9月号」でも「華麗なるペルセ群流星」と題して特集を掲載しました。記事では、日本流星研究会の杉本智さんが「なぜ流星は光るのか」から始まり、「ペルセ群流星の光り方の特徴」「超高層大気と流星の関係」「青い流星痕の謎」「動画で撮影したペルセ群流星を分析・研究」などのテーマで観測の魅力をまとめてくださっています。

ペルセ群流星記事
「星ナビ」2024年9月号特集「華麗なるペルセ群流星」では、色鮮やかなペルセウス座流星群のおもしろさを紹介

星ナビでは、特集掲載に合わせて杉本さんが撮影したペルセ群流星の火球動画を公開しました。通常速度だけでなく、スロー再生でじっくりと流星の色や痕の変化を見ることができます。ペルセウス座流星群の火球は、極大日の夜なら一晩で2個くらいは見られるとのことで、みなさんも動画や静止画の連続撮影に挑戦して、流星を分析してみましょう。天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」を使えば任意の観測場所での流星の流れ方をシミュレーションでき、カメラの写野を表示させれば地平の景色や星座と流星のコラボレーション写真の計画を立てるのにも役立ちます。

星ナビ2024年9月号の特集「華麗なるペルセ群流星」で紹介した火球の動画を5連発で紹介

13日3時ごろに、東西南北それぞれの方向の星座や惑星の間に流れ星が飛ぶ様子を、天文ソフト「ステラナビゲータ」でシミュレーション

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