2022年3月20日 金星が西方最大離角

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3月20日、未明から明け方の東南東の空で輝いている明けの明星の金星が太陽から最も離れて西方最大離角となる。

星図

未明から明け方に東南東の低空に輝く「明けの明星」の金星が、3月20日に太陽から最も離れて西方最大離角となる。

今シーズンの金星は1月中旬ごろから9月中旬ごろまで明け方の空に見えているが、日の出1時間前の高度が15度未満と低く、見つけにくいシーズンとなる。とはいえマイナス4等級と非常に明るいので、木立や建物などに遮られなければ容易に見ることができるだろう。金星の近くには16日ごろに最接近した火星も見える。また、金星と火星の左下のほうには土星も見え、金星と土星は3月下旬に最接近する

3~9月の見え方
3~9月の、日の出1時間前の位置(場所の設定は東京)。金星の見かけの形状は大きく描いている

2022年2~6月の、明け方の惑星集合の様子

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