郡山に天文学者が集結!「アジア太平洋地域の天文学に関する国際会議」

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福島県郡山市で開催中の「アジア太平洋地域の天文学に関する国際会議」。現地取材中の星ナビ編集員が会場の様子を速報でお届けする。

【2023年8月9日 星ナビ編集部

「アジア太平洋地域の天文学に関する国際会議(APRIM2023; Asia-Pacific Regional IAU Meeting 2023)」は、国際天文学連合(IAU)が開催する地域会議の一つ。アジア太平洋地域で3年に1度開催されており、天文学の国際会議としてはIAU総会に次ぐ規模だ。日本で開催されるのは21年ぶりで、会期は8月7日(月)から11日(金・祝)まで。分野は天文学・宇宙物理学・惑星科学の全般にわたり、最新の研究成果と知見を共有して研究者が交流する場所となっている。トークセッションやポスターセッション等、会場では天文学者たちが熱く議論・交流する姿が見られた。

講演の様子
8月9日開催の特別講演の様子。8つある会場には、「Inawashiro(猪苗代湖)」「Bandai(磐梯山)」等、福島にまつわる名前がつけられている(撮影:星ナビ編集部)

ブースの様子
APRIMの展示ブースの様子

国立天文台をはじめとする各国の研究機関に加え、日本プラネタリウム協議会(JPA)や五藤光学研究所、ビクセンなどもブースを展開していた。福島県の名産品や日本酒を紹介するコーナーもあり、各国の天文学者たちが福島県、ひいては日本の文化に触れる姿が印象的だった。

8月12日(土)には、APRIM2023の開催を記念し、郡山市ふれあい科学館にて一般向けの特別講演会「APRIM2023 パブリックレクチャー」が行われる。オンラインでも参加が可能なので、ぜひ参加してみよう。

なお、APRIM2023開催の詳しいレポート記事は9月5日発売の星ナビ10月号で掲載予定だ。

《APRIM2023》

■ 日程:
  • 2023年8月7日(月)~11日(金・祝)
■ 会場:
■ 一般講演会:
■ APRIM2023 WEBページ:
■ APRIM2023 スポンサー・寄附について:

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