「ステラショット3」3.0gアップデータ公開 動作の安定性や精度を向上、ビクセン製ワイヤレスユニットにも対応

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天体撮影ソフトウェア「ステラショット3」をアップデートする「3.0gアップデータ」を公開しました。オートガイドのキャリブレーション速度および精度の向上や、制御できる機器の追加・修正、その他多くの動作改善・不具合修正を行っています。

【2024年6月18日 アストロアーツ

「ステラショット3」3.0gアップデータでは、オートガイドのキャリブレーションにかかる時間を短縮すると同時に精度を向上しています。また、オートガイド、オートフォーカスなどの動作の安定性も向上しています。

機器制御についても修正や追加を行っており、ビクセン製ワイヤレスユニットを介したWi-Fiでの望遠鏡制御が可能になりました。従来から使用可能な一眼デジカメ、CMOSカメラなどについても、機種ごとの違いによる動作不具合を多数修正しています。また、ソニーのデジタル一眼カメラのファームウェアの変更に伴って発生していた問題も修正しています。

修正内容やインストール方法等、詳しくはステラショット3「アップデータ」ページをご参照ください。


ステラショット3について

「ステラショット3」は、天体の位置計算・星図表示と、赤道儀やカメラ・オートガイダーなどの機器制御をまとめて行うオールインワン天体撮影ソフトです。望遠鏡での天体導入からピント合わせ、フィルター選択、構図の調整、撮影や電視観望まで、各機器の制御ソフトを個別に使っていては実現できない統合制御と高度なアシスト機能を備えています。

ステラショット3

また、オプションの機器制御デバイス「GearBox(ギアボックス)」を使用すれば、赤道儀、カメラ、オートガイダーのような機器をLANケーブル1本でPCに接続したり、ワイヤレスで操作したりすることも可能になります。

関連商品

天体写真の撮影時にカメラレンズの結露を防止する電熱線式ヒーター。電源はモバイルバッテリー(別売)を使用。

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