クオリティの高い天体写真の撮影を可能にする、Askar「SQA106鏡筒」予約受付中
【2024年12月27日 星ナビ編集部】
サイトロンジャパンは、Jiaxing Ruixing Optical Instrument社の天体望遠鏡ブランドAskarの新製品「SQA106 鏡筒」を2025年2月中旬に発売する。
SQA106 鏡筒は、対物レンズ口径106mm、5群5枚のレンズ構成のうち、2枚にSD(超特殊低分散)レンズを使用したペッツバールタイプの光学系が採用されているほか、これまでの天体望遠鏡とは一線を画す驚異的な結像性能を持ち、天体撮影に最適な設計が施されており、天体写真撮影家におすすめの鏡筒だ。
- ■ 発売概要
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- ブランド:Askar
- 商品名:SQA106 鏡筒
- 希望小売価格:オープン価格
- 予想市場価格:税込74万円前後(※サイトロンジャパンによる予想価格であり、実売価格とは異なる)
- 直営店「シュミット」価格:税込737,000円
- 予約受付開始:2024年12月20日(金)
- 発売予定:2025年2月中旬
■製品特長
- SDレンズを採用した中判カメラ対応の高性能なペッツバールタイプ鏡筒
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- 対物レンズ口径106mm、5群5枚のレンズ構成のうち、2枚にSD(超特殊低分散)レンズを使用したペッツバールタイプの光学系を採用。
- 焦点距離は509mm、イメージサークルは中判カメラ(φ55mm)に対応。使用するカメラとの組み合わせしだいで、さまざまな天体を撮影することができる。
- 中心スポットダイアグラム半径は設計値で1.6μm、イメージサークル55mmの最周辺でも2.1μmという、これまでの天体望遠鏡とは一線を画す驚異的な結像性能を誇る。
- 口径比は天体望遠鏡としては比較的明るいF4.8。短時間露光でもノイズが少なくクオリティの高い天体写真の撮影ができる。
- 周辺光量は、イメージサークルφ44mmの最周辺で中心部の90%以上、φ55mm最周辺でも約75%と豊富な光量がある。センサー周辺まで十分な光量を確保することで均一な画質が得られ、画像処理も快適に行うことができる。
- さまざまなカメラに対応する多様な接続方法
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- 鏡筒バックフォーカスは、48mmから78mmまでをサポートし、カメラやフィルター・フィルタードロワーなどによる光路長変化にも柔軟に対応できる光学設計(※バックフォーカスを55mmに近づけることでより性能を発揮)。
- 接眼部後端のM78アダプターは、「M48×0.75mm」「M54×0.75mm」「M68×1.0mm」の径の異なる3種類を付属。アダプターを交換することで光路長を変えることなく、使用機材に合わせた接続ができる。
- 天体写真愛好家のニーズに応える製品デザイン
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- ファインダー台座を接眼部の上部左右に2つ搭載。ガイドスコープとファインダーやその他のアクセサリーを同時に搭載可能。鏡筒バンド上部にも、ファインダー台座に対応するアクセサリーを取り付け可能なアリミゾが設けられており、合計で3箇所同時にアクセサリーを取り付けることができる。
- 汎用性の高い全長300mm×底幅 75mm の幅広ドブテイルバーを採用し、さまざまなマウントへ搭載が可能。カメラやアクセサリーの取り付け状態に応じて、前後へのバランス調整がスムースに行える。
- CNC加工で精密に削り出された多機能鏡筒バンドは、全長170mmの一体式。十分に軸間をとることによって、軽量でありながらねじれや、たわみに強く、安定性と可搬性に優れている。
- 伸縮式フードを採用し、観測時に展開することで夜露や迷光による像への影響を低減。
- 充実した装備
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- ラックアンドピニオン方式の2.8″デュアルスピードフォーカサーを搭載。フォーカサーの底部にあるM4ネジ穴を使用することで、社外製品の電動フォーカサーを容易に取り付けることができる。
- 接眼部には、360°自由回転できる視野回転装置を搭載。インデックスも振られているため、正確に角度を合わせたいときに重宝する。
- 運搬や保管に便利なセミハードケースを付属。
- ■主な仕様
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- 口径:106mm
- 焦点距離:509mm
- 口径比:F4.8
- 光学系:5群5枚(うちSDレンズ2枚使用)
- 全長:約516mm(フード収納時)/約586mm(フード展開時)
- フード外径:φ135mm
- 鏡筒外径:φ119mm
- 質量:約8.12kg(バンド・プレート込み)
- バックフォーカス:55mm(48mm~78mmをサポート)※最適バックフォーカスは55mm。
- ■その他(安心の国内検品)
- サイトロンジャパンでは、安心してAskar/SHARPSTAR製品を購入してもらえるように、新潟工場と東京本社にある専用設備で、受け入れ時に製品の外観検査と光軸検査を行って、国内独自の検査基準をクリアした製品のみを販売している。
〈参照〉
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