迫力ある太陽像が楽しめる、太陽望遠鏡「ヘリオスター76Hα」

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サイトロンジャパンが、Sky-Watcherの太陽望遠鏡で、高い解像力と高いコントラストで迫力ある太陽像が楽しめる「ヘリオスター76Hα」を先行予約販売中(4月上旬発売予定)。

【2025年3月18日 星ナビ編集部

サイトロンジャパンが、Sky-Watcherの太陽望遠鏡「ヘリオスター76Hα」の先行予約販売中。発売は4月上旬に予定されている。ヘリオスター76Hαは、76mmの口径がもたらす高い解像力と、シングルエタロンシステムながら高いコントラストを誇るエタロンフィルターにより、迫力ある太陽像を楽しむことができる。また、付属のスマートフォンアダプターを使うことで、手軽に太陽の写真を撮影することもできる。

ヘリオスター76Hα
太陽望遠鏡「ヘリオスター76Hα」(提供:サイトロンジャパン、以下同)

■製品概要
  • ブランド名:Sky-Watcher
  • 商品名:ヘリオスター76Hα
  • 希望小売価格:522,500 円(税込)
  • 発売日:2025年4月上旬予定(先行予約受付中)
  • その他:取扱いは、天体望遠鏡専門店およびサイトロンジャパン直営店のみ
太陽表面の迫力あるようすを楽しめる、スマートフォンアダプターで手軽に太陽を撮影
  • 76mmの口径がもたらす高い解像力と、シングルエタロンシステムながら高いコントラストを誇るエタロンフィルターにより、プロミネンスなどの太陽表面の迫力あるようすを楽しめる。
  • スマートフォンアダプターが付属されていて、太陽の写真が手軽に撮影できる。
太陽を安全に観測できる
  • 太陽のHα線を抽出し、半値幅 0.5Å未満の狭帯域で透過するエタロンフィルターと、ソーラーダイアゴナルに装備された11.5mm径ブロッキングフィルターにより、プロミネンスなどの太陽表面のダイナミックな様子を安全に観測することができる。
  • ファインダーは太陽をのぞく必要がないソーラーガイドを装備。安全に太陽を望遠鏡視野内に導入できる。
簡単に高いコントラストの太陽像が楽しめる
  • 鏡筒中央部に透過波長を調整する機能が装備されており、簡単にコントラスト調整ができる。従来の高価なダブルスタックシステムにアップグレードすることなく、高いコントラストの太陽像が楽しめ、コストパフォーマンスに優れている。
フォーカサーはスムーズなクレイフォード式、取り付けが簡単な遮光板を付属、接眼部はアメリカンサイズ
  • フォーカサーはスムーズな動作のクレイフォード式を採用。減速装置を装備し、正確なピント合わせが簡単に行える。
  • 鏡筒に簡単に取り付けられる遮光板を付属。特に眼視観測時に太陽光が直接目にはいらないようになるため、観測しやすい。
  • アイピースは焦点距離20mm、見かけ視界 70°の広視野アイピースを付属。接眼部はアメリカンサイズ(31.7mm)で、市販のアイピースを使用することで好みの倍率で観測できる。
その他の特徴
  • 鏡筒バンドと45mm幅のドブテイルバーを付属。市販されている多くの架台に取り付けが可能。
  • 持ち運びに便利なケースを付属。
■主な仕様
  • 口径:76mm
  • 焦点距離:630mm
  • 対物レンズ:アクロマート
  • 半値幅:0.5Å 以下
  • ブロッキングフィルターの直径:11.5mm
  • 鏡筒長:540mm(ソーラーダイアゴナル含まず)
  • 鏡筒質量:約 3.8kg(ソーラーダイアゴナル、アイピース含まず)
  • 付属品:ソーラーダイアゴナル(ブロッキングフィルター)、ソーラーガイド、20mm アイピース、鏡筒バンド、ドブテイルバー(45mm 幅狭タイプ)、遮光板、スマートフォンアダプター、ケース
■取り扱い上の注意
  • ヘリオスター76Hαで太陽を観測する際は、必ず付属のソーラーダイアゴナルを取り付けること。取り付けていない状態では、失明する恐れがあるので、絶対に太陽を見ないこと。また、太陽望遠鏡の使用方法を熟知していない方(特に年少者など)が単独で使用しないように注意すること。

ヘリオスター76Hα

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