全面シャープな星像 William Opticsの7枚玉アストログラフ

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フラットナーなしで周辺部までシャープな星像が得られるWilliam Optics社の7枚玉アストログラフ「Pleiades 68 f/3.8 アストログラフ」が発売中。

【2024年6月19日 星ナビ編集部

台湾の光学メーカーWilliam Optics社から、フラットナーなしで周辺部までシャープな驚異的星像が得られる7枚玉屈折鏡筒「Pleiades 68 f/3.8 アストログラフ」が発売中。フォーカッシングは鏡筒内部をレンズユニットが動く機構で、接眼部に重いカメラを装着した場合でもタワミが皆無。「透明バーティノフマスク」をメタルキャップ内に内蔵。イメージサークルは約48mmとフルサイズカメラをカバー。カメラ回転機構を標準装備するなど天体写真撮影のための機能が全て揃っている。日本では、天文ハウスTOMITA、アストロショップ アストロストリートが扱っている。

Pleiades 68
Pleiades 68(提供:William Optics社 以下同)

■ 発売概要
  • ブランド名:William Optics
  • 天文ハウスTOMITAでの販売価格:セール価格303,600円(通常価格324,500円)
  • 商品名:Pleiades 68 f/3.8 アストログラフ

Pleiades 68

Pleiades 68
Pleiades 68のスポットダイアグラム 1辺は100μで極めてシャープだということがわかる)

■ 主な特長
  • フラットナーを必要としない周辺まで完璧なシャープネス!William Opticsのフォト・ビジュアル屈折鏡筒「RedCAT51」よりもシャープ(参考画像:プレアデス星団(M45)
  • フォーカッシングは、William Optics社独自の「WIFD;William Optics Internal Focus Design」を装備。 鏡筒内部をレンズユニットが動く機構で、接眼部に重いカメラを装着した場合のタワミが皆無。非常に信頼性の高いフォーカッシング機構を標準装備。
  • 「透明」バーティノフマスクもメタルキャップ内に内蔵して標準装備
  • 使用するカメラマウントは48mmタイプ。NikonF,Z用、CanonEOS,R用、SonyE用、PENTAX K用、マイクロフォーサーズ用、FUJI X用を用意。 イメージサークルは約48mm、フルサイズカメラも余裕でカバー。
  • ファインダーアリミゾ式のハンドルとアリガタプレートもセット。鏡筒バンドにはガイド鏡をセットできるファインダーアリミゾ式のハンドルと、リバーシブル式(ビクセン規格/アルカスイス規格)のアリガタプレートもセット。
  • カメラ回転機構標準装備。全周に目盛りが施された回転装置を標準装備。滑らかに回転でき、使用しているシステムでの画角を再現したり、複数枚のモザイク撮影をするのに全周目盛りが役立つ。
  • カメラ用アダプターリングは、M48(オス)とM54(オス)が付属。William Optics製48mmカメラマウントやM54接続の機器が接続可能。
  • キャリングソフトケース標準付属。しっかりとした緩衝材で覆われており、海外遠征などの際も衝撃から機材を守ってくれる。

キャリングソフトケース
付属のキャリングソフトケース

■ 仕様
  • レンズ仕様:7枚玉アストロデザイン(3枚のスーパーEDレンズ :FPL-53を含む)
  • 焦点距離:260mm
  • 口径:68mm
  • F値:f/3.8
  • イメー ジサークル:48mmフルフレーム
  • フラットナー:不要
  • アダプター:M48及びM54カメラアダプター
  • フォーカサー:WIFD(William Optics Internal Focus Design)EAF装着可能
  • しゅう動範囲:0-50mmのスケールあり
  • 対応カメラ:フルフレーム / 一眼レフカメラ / ミラーレスカメラ / CMOS / CCDカメラ
  • 対応マウント:キヤノンEF, RF、Nikon F, Z Sony E、Pentax K、Fuji X マイクロフォーサーズ
  • 鏡筒長:346mm
  • 鏡筒長(延長時):410mm
  • 重量:3.8kg

Pleiades 68によるM45
Pleiades 68によるM45 撮影:Tom Zepf 画像クリックで拡大

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