移動観測可能な大口径屈折「Askar185APO」と専用アクセサリー新発売
【2024年6月14日 星ナビ編集部】
「Askar」は中国のJiaxing Ruixing Optical Instrument社の天体望遠鏡ブランドで、日本では株式会社サイトロンジャパンか取り扱っている。その「Askar」の新製品「185APO 鏡筒」、「185APO専用1.0xフラットナー」、「185APO専用0.8xレデューサー」が発売開始された。口径185mmの大口径屈折鏡筒にもかかわらず、移動観測可能なのが特徴。また、専用フラットナー、専用0.8xレデューサーを併用することでフルサイズセンサーをカバーするアストログラフとしても活用できる。
- ■「185APO鏡筒」概要
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- 発売日:6月14日(金)
- 希望小売価格:オープン価格(予想市場価格:税込970,000 円前後)
- ■「185APO 専用1.0x フラットナー」概要
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- 発売日:6月14日(金)
- 希望小売価格:オープン価格(予想市場価格:税込60,000円前後)
- ■「185APO 専用0.8x レデューサー」概要
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- 発売日:6月14日(金)
- 希望小売価格:オープン価格(予想市場価格:税込60,000円前後)
※予想市場価格は、サイトロンジャパンによる予想で、実売価格とは異なる。
※185APO鏡筒、185APO専用1.0xフラットナー、185APO専用0.8xレデューサーは、注文から納品までのリードタイムが通常の在庫販売品より長い受注生産品。
■185APO 鏡筒■
- 「持ち運べる」大口径屈折望遠鏡
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- Askar185APOは、大口径 185mm、焦点距離 1295mm の 3 群 3 枚の対物レンズを搭載した ED アポクロマート屈折鏡筒。
- 3枚のレンズのうち1枚にEDレンズを使用することで色収差を良好に補正。肉眼での観測と写真撮影の両方で極めて高い性能を発揮する。
- 鏡筒バンドとプレートを含めた総重量はわずか17.2kg。鏡筒伸縮装置と伸縮式フードの採用により、重量・サイズともに口径185mmの鏡筒としては軽量でコンパクトな仕様を実現。
- 従来、このクラスの屈折望遠鏡は、その大きさと重さのために持ち運びが難しく、天文台などの据付式赤道儀での運用が主だった。しかし、軽量でコンパクトなAskar 185APO鏡筒であれば、車で観測地まで運んで使用することが可能。
- 別売の1.0xフラットナー、0.8xレデューサーを使用することで、フルサイズをカバーするイメージサークルを持つアストログラフとしても活用できる。
- 鏡筒伸縮装置を採用した軽量コンパクト設計
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- 接眼部とフードに伸縮装置が備わっており、収納時の最小全長は1081mmとなり、コンパクトに収納が可能。
- 伸縮装置には手で簡単にロックの切り替えができるハンドル付き。
- ドローチューブは約99mm、伸縮装置は約95mmまでそれぞれ伸ばすことができ、市販されている多くのアイピースやカメラ、周辺機器でピントを合わせることができる。
- 双眼装置のような長い光路長を必要とするアクセサリーの使用時には、伸縮装置を縮めることで簡単に必要な光路長を確保することができる。
- 大型の3.5インチ径ドローチューブが標準装備されており、鏡筒を縮めた状態でも対物レンズからの光がケラレない設計。
- 充実した装備
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- フォーカサーは、デュアルスピードラックアンドピニオンタイプを搭載し、正確なピント合わせが可能。
- なめらかな360°視野回転装置が標準装備。
- ファインダー台座は左右に2つ装備。
- 鏡筒ハンドル部分に34mm幅のファインダーアリガタを取り付けられる溝を用意。
- 運搬や保管に便利なハードケースを付属。
- ■主な仕様【185APO 鏡筒】
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- 口径:185mm
- 焦点距離:1295mm
- 口径比:F7
- 光学系:3群3枚(うちED レンズ1枚使用)
- 全長:約1081mm(フード収納・伸縮装置非展開時)、約 1222mm(フード展開・伸縮装置非展開時)
- フード外径:φ207mm
- 鏡筒外径:φ185mm
- 重量:約17.2kg(バンド・プレート込み)
■185APO 専用 1.0x フラットナー■
- フルサイズ対応のフラットナー
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- 185APO鏡筒に取り付けることで、焦点距離は変えずにフルサイズのイメージセンサーに対応したφ44mmのイメージサークルを得ることができる185APO専用の補正レンズ。
- 185APOの鏡筒後端の回転装置にねじ込みで接続するため脱落の心配が少なく、重いカメラでも光軸のずれや傾きを気にすることなく使用可能。
- フィルターの取り付けに対応
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- アダプター内部にM48×0.75mmのフィルターをねじ込んで固定することができる。
- ■主な仕様【185APO 専用 1.0x フラットナー】
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- 光学系:3群3枚
- 重量:約740g
- バックフォーカス:55mm(M48 アダプター後端から)、73mm(M54 アダプター後端から)、117mm(M68 アダプター後端から)
- カメラ取付け:M48×0.75mm/M54×P0.75/M68×P1
■185APO 専用 0.8x レデューサー■
- フルサイズ対応のレデューサー
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- 185APO鏡筒に取り付けることで、焦点距離を0.8倍の1036mm(F5.6)に短縮し、フルサイズのイメージセンサーに対応したφ44mmのイメージサークルを得ることができる185APO専用の補正レンズ。
- 185APOの鏡筒後端の回転装置にねじ込みで接続するため脱落の心配が少なく、重いカメラでも光軸のずれや傾きを気にすることなく使用可能。
- フィルターの取り付けに対応
-
- アダプター内部にM48×0.75mmのフィルターをねじ込んで固定することができる。
- ■主な仕様【185APO 専用 0.8x レデューサー】
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- 光学系:4群4枚
- 重量:約 950g
- バックフォーカス:55mm(M48 アダプター後端から)、73mm(M54 アダプター後端から)、79.5mm(M68 アダプター後端から)
- カメラ取付け:M48×0.75mm/M54×P0.75/M68×P1
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