まだ間に合う「アメリカ横断皆既日食」ツアー直前情報
【2017年6月9日 星ナビ編集部天文ツアーデスク】
2017年8月21日(現地時間、日本時間22日未明)の「アメリカ横断皆既日食」は、夏休み中に起こるということと、日本から比較的アクセスしやすいアメリカ合衆国を皆既食帯が横断していることから、熱心な日食ファンのみならず「一度は家族みんなで見てみたい」という方にとって待ち遠しい日食となっています。アメリカ合衆国本土で皆既日食が見られるのは1979年2月26日以来38年ぶりのことで、現地では一般市民を含めての一大天文イベントとなっています。
アストロアーツ/「星ナビ」編集部では、セブンカルチャーネットワーク・クラブツーリズムとともに、天候条件の良いアメリカ西部のオレゴン州・アイダホ州の2エリアで観測する10コースを企画しました。観測ツアーは好評で、全コース出発が決定しキャンセル待ちとなっているコースがある一方、残席のあるコースもでてきています。
これから観測ツアーへの参加を検討されている方や、ようやく仕事の休みを取ることができるようになった方は最新情報をチェックしてみてください。
クラブツーリズムのアストロアーツ/星ナビ協賛日食ツアー
電話での問い合わせは、03-5323-4455 クラブツーリズム株式会社 海外テーマ旅行センター 担当:森田、高山まで(平日9:15~17:30、祝休日9:15~13:00)。
セブンカルチャーネットワークのアストロアーツ/星ナビ協賛日食ツアー
セブンカルチャーネットワークの協賛ツアーもキャンセル待ちを受付中です。
アストロアーツ「天文ツアー」ページでは、協賛ツアーのセブンカルチャーネットワークとクラブツーリズムの観測地を紹介しています。
日食の自動撮影に対応した「エクリプスナビゲータ3」近日発売予定
日食観望に必須のWindowsソフト「エクリプスナビゲータ」が、高精度なシミュレーション機能はそのままに、デジカメによる自動撮影機能を搭載して新登場します。キヤノンまたはニコンのデジカメをUSBケーブルで接続すれば、日食の経過にそったスケジュールでの自動撮影が可能になります。
›› 関連記事「スケジュール撮影機能搭載「エクリプスナビゲータ3」6月中旬発売」
6月25日 塩田和生さんの日食撮影講習会を開催
6月25日(日)14時より池袋コミュニティ・カレッジにて日食撮影の講習会を開催します。「星ナビ」に「日食を撮る」シリーズを連載した天体写真家の塩田和生さんが、8月21日のアメリカ横断皆既日食観測ツアーに行かれる方向けに、コロナやダイヤモンドリングを撮るための機材や方法を解説します。ただいま受講申し込み受付中です。
〈関連リンク〉
関連記事
- 2024/09/26 2024年10月3日 金環日食(南太平洋、チリ、アルゼンチン)
- 2024/09/06 日食ソフト「エクリプスナビゲータ」用日食要素を公開 10月2日金環日食の月縁補正に対応
- 2024/04/18 23日に「ステライメージで日食コロナ画像処理」ライブ配信
- 2024/04/13 大草原でペルセ群流星を見る「モンゴル星空ゲル・キャンプツアー」参加者募集中
- 2024/04/11 ステライメージ活用法:皆既日食の画像処理
- 2024/04/09 【レポート】メキシコ皆既日食ツアー速報
- 2024/04/02 2024年4月9日 皆既日食(北アメリカ)
- 2024/03/18 「エクリプスナビゲータ5」5.0aアップデータ公開 ニコンZ 8の問題を修正
- 2024/02/28 日食撮影+シミュレーションソフト「エクリプスナビゲータ5」本日発売
- 2024/02/19 【新発売スペシャル配信】エクリプスナビゲータ5の機能をご紹介~北米日食を迎え撃て~
- 2024/02/06 日食ソフト「エクリプスナビゲータ5」、2月28日発売予定!
- 2024/01/23 日食ソフト「エクリプスナビゲータ」用日食要素を公開 4月8日皆既日食の月縁補正に対応
- 2023/10/05 2023年10月15日 金環日食(北中アメリカ、ブラジル)
- 2023/09/15 日食ソフト「エクリプスナビゲータ」用日食要素を公開 10月14日金環日食の月縁補正に対応
- 2023/04/20 オーストラリアから速報!金環皆既日食
- 2023/04/13 2023年4月20日 部分日食(インド洋~インドネシア~太平洋で金環皆既日食)
- 2023/03/10 日食ソフト「エクリプスナビゲータ4.5」発売
- 2023/02/02 日食ソフト「エクリプスナビゲータ4.5」、3月上旬発売予定!
- 2023/01/10 日食ソフト「エクリプスナビゲータ」用日食要素を公開 4月20日金環皆既日食の月縁補正に対応
- 2022/09/22 ビザンツ帝国の日食記録から地球の自転速度変化をたどる