田中さん、しし座の銀河に超新星発見

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奈良県の田中勇司さんが4月8日、しし座の銀河に超新星2018astを発見した。田中さんの超新星発見は初めて。

【2018年4月18日 Transient Name Server

奈良県の田中勇司さんが4月8日12時35分ごろ(世界時。日本時では21時35分ごろ)、しし座の銀河NGC 3812に16.7等の超新星候補天体を発見した。天体の位置は以下のとおり。

赤経  11h41m07.96s
赤緯 +24°49′10.60″(2000年分点)

しし座の超新星
しし座の超新星の発見画像(撮影:田中さん)

NGC 3812周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星
NGC 3812周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星。画像クリックで星図拡大(「ステラナビゲータ」で星図作成。DSS画像の版権について

2018astの符号が付けられた後、米・キットピーク天文台で行われた分光観測により、Ia型超新星らしいことが確認された。田中さんが15日に行った観測では、超新星は16等まで増光している。

田中さんの超新星発見は初めてとなる。

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