日本天文学会春季年会 3月18日に水戸で「受賞者を囲む会」

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新天体の発見や観測などに貢献した天文家や研究者らに贈られる、日本天文学会各賞の2024年度受賞者が発表された。3月17日~20日に茨城県水戸市で開催される日本天文学会春季年会にあわせて、18日に受賞者の方々を囲む会が行われる。

【2025年3月5日 星ナビ編集部

情報提供:山岡 均さん(国立天文台)

3月17日(月)から20日(木・祝)まで、茨城大学をホストとして水戸市民会館で日本天文学会2025年春季年会が現地とオンラインのハイブリッドで行われます。年会に先立って16日(日)には一般向けの公開講演会が行われるほか、20日には高校生を対象とした「ジュニアセッション」も同時に開催されます。

公開講演会チラシ
中学生以上を対象とした公開講演会は、定員482名(申込不要、当日先着順)、参加費無料で対面形式で行われる。画像クリックで拡大

日本天文学会では、新星、彗星、超新星の発見、長年の継続的な天体観測や予報外の天文現象の検出とその速やかな通報などを称賛し奨励するため、天体発見賞、天体発見功労賞、天文功労賞を設けています。

春季年会での各賞授賞式に合わせ、受賞者の方々、また新規に認定された日本天文遺産の関係者の方々と間近に接して、お祝いする会を設けます。2019年3月以来6年ぶりとなる「受賞者を囲む会」です。興味のある方はぜひご参加ください。

《「天体発見賞・天文功労賞・天文教育普及賞等の受賞者を囲む会」》

■ 日時:
  • 2025年3月18日(火) 18:00~20:00
■ 場所:
■ 定員:
  • 30名程度
■ 参加費:
  • 5000円(立食形式、料理+飲み放題)
■ 申込:
  • お名前と連絡先(メールアドレス等)を「囲む会参加申込」という件名のメールでお知らせください。
    申し込み専用アドレス:kawabtkj@hiroshima-u.ac.jp
    メール送信後、2日経っても受付完了の返信が無い場合は、その旨、メールや電話(川端:082-424-7371)までお知らせください。
■ 締切:
  • 2025年3月9日(日)
    締切の期日前でも、定員に達し次第、締め切る可能性があります。

各賞受賞者

●天体発見賞(5氏12件):
  • 板垣公一さん(8件)、大越英比古さん(1件)、中村祐二さん(1件)、小嶋正さん(1件)、大野眞一さん(1件)
●天体発見功労賞(5氏5件):
  • 櫻井幸夫さん(1件)、板垣公一さん(1件)、山本稔さん(1件)、藤川繁久さん(1件)、中村祐二さん(1件)
●天文功労賞(1氏1件):
  • 望月悦育さん
●天文教育普及賞(2氏・1団体、3件):
  • 加藤恒彦さん、一般社団法人 星つむぎの村、村松修さん

※ほか、林忠四郎賞、欧文研究報告論文賞、研究奨励賞も発表されています(受賞者一覧)。なお、日本天文遺産は年会に合わせて公開予定です。

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