- ニュートンプレス
- 23.4×18cm、64ページ
- ISBN 978-4315521566
- 価格 734円
このところ、車の事故が相次いでいる。高齢者だから、車社会だから、自動運転なんてもってのほかなど、様々な意見が飛び交っている。確かに運動神経や反射神経の衰えもあるだろう。それに加えて、瞼(まぶた)が重くなっていることも原因に違いない。視線の上方向にある青や赤の信号が見えないのだ。だから、特に高齢者の皆さん、意識して星空を見上げよう。そして瞳をバッチリ開けるようにトレーニングしよう。そうすれば、10歳くらいの子供の瞳が開く1cmとは行かないにしても、普通2mmほどしか開かない80歳でも4〜5mmは開くようになるのではないだろうか。
ところで評者は本書3ページと18ページの記事を読んで、新説を構築した。脳の処理に時間がかかるため、現在は少し過去の出来事を見ているという。つまり今は今じゃなく、その間に確実に車は前に進んでいる! というわけ。衝突が起こった後に衝突を見ている。
では、今というのは一体何だ。夜空を見ていると、天体は全部過去のもの。しかも全部時代が異なる。これって、面白いですよね。かき混ぜたコーヒーが絶対に元に戻らないという記事も面白いですよ。更に体感時計や体内時計も勉強になる。最後に、夜のスマホは絶対にやめよう。中枢時計や末梢時計の連携に狂いが生じるからだ。時って実に謎だらけ!