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Book Review

金井三男金井三男さんによる書評

星ナビ星ナビ「月刊ほんナビ」に掲載の書評(原智子さん他)

編集部オンラインニュース編集部による書評

天と地 肉眼で見えないもの

表紙写真

  • ファイドン・プレス 編/平石律子 訳
  • ファイドン
  • A5判、392ページ
  • ISBN4-902593-11-4
  • 価格 2,604円

電子顕微鏡で見たミクロの世界から、地球の衛星写真、太陽系、そして究極のマクロの世界と言えるハッブル・ディープ・フィールドまでを並べた、判型は小さいながらもボリュームたっぷりの写真集。キャプションを読まずにページをめくってみよう。花粉の電子顕微鏡写真は、異世界の惑星のよう。プリオンの蛍光顕微鏡写真は惑星状星雲そっくりだ。逆に、何かの細胞の断面かと思ったら、地球上の川の流れだったりする。後半に掲載された天体写真は、見慣れているはずなのに、まったく別のスケールのものに見えてくる。

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