Location:

Book Review

金井三男金井三男さんによる書評

星ナビ星ナビ「月刊ほんナビ」に掲載の書評(原智子さん他)

編集部オンラインニュース編集部による書評

ブラックホールに近づいたらどうなるか?

  • 二間瀬敏史 著
  • さくら舎 刊
  • 18.8 x 12.8cm、232ページ
  • 2014年2月
  • ISBN 978-4906732654

ブラックホールについて読みやすくまとめた本。子どもたちがよく質問する「ブラックホールに入ったらどうなるのか」「ブラックホールの中には何があるのか」。そんな素朴な疑問への答えから、実際に観測されているブラックホールの紹介や量子力学の解説まで、親しみやすいイラストとともに綴られている。

おりしもこの春、天の川銀河の中心にある巨大ブラックホールに巨大なガス雲の一部が吸い込まれ爆発的に輝くと予想されている(関連ニュース)。観測できれば、史上初めてブラックホールの直接的な証拠が得られることになる。