［日食情報］現地レポート第３弾　トルコ・サムスンの天候やいかに

【1999年8月11日　トルコ・サムスン発　川口＆唐崎特派員】

トルコ・サムスンの現地特派員川口＆唐崎からのレポート

現在（註：現地時刻10日23時30分）、皆既帯の北側の黒海に面した街・サムスンのホテルにて明日の日食観測の準備中。前日の観測地の下見では、雲無しの快晴ながら、黒海側に降りてくると雲が・・・・・。

ホテルに着く頃には全天快曇。
不安が走るが、明日の本番では、ここから約１００キロ南東の海抜４５０メートルの山間部に登って上っていくので、海岸線付近の雲の影響は無くなるはず。

予定では、観測地のアルジック小学校の電話線を借りてレポートを送信するはずだったが、運悪くアルジック村への電話線が不通で、日食前日も復旧工事が行われていた。というわけで、トルコのアルジック小学校からのレポートはカッパドキアのホテルに着いてからになります。

なお、この黒海側の街あたりは、観光地でもなく、日本人を初めて見たという人たちばかりで、なんか、動物園の檻状態。例によって、子供たちが物珍しそうに集まってきます。現地の小学校や村の人たちもなにかと協力的で、トルコ～日本友好団みたいになってます。

明日は晴れますように。