アトランティス号、ISSにドッキング。船外活動が進行中
【2000年9月11日 FLORIDA TODAY Space Online STS-106 アトランティス号ミッション・ジャーナル (2000.9.11)】
国際宇宙ステーション(ISS)への補給・艤装フライト(STS-106/2A.2b)にのぞむスペースシャトル・アトランティス号は、予定どおり日本時間9月8日午後9時45分に打ち上げられた。全く問題の無い、スムーズな打ち上げだった。雷雲が接近しており、天候が心配されたため、司令部は直前になってランチ・ウィンドウ(打ち上げ可能時間)を当初予定の2分30秒から3分56秒に延長していた。
続いて日本時間10日午後2時51分、アトランティス号は予定通りISSとのドッキングを成功させた。
アトランティス号は、国際宇宙ステーション(ISS)に追加の補給物資を届けるほか、8月6日にISSにドッキングしたロシアによる無人補給船「プログレス」の積荷のISSへの搬入、7月26日にISSにドッキングしたサービス棟「ズベズダ」内の装置の点検・起動等を行ない、乗組員の恒久滞在の開始へ向けての準備を行なうことが目的。今回のフライトは、シャトル史上の99回目のフライトだ。
日本時間11日午後2時5分からは、Ed Lu氏およびYuri Malenchenko氏の2名による船外活動(EVA)が始まっている。このEVAの主目的は、ズベズダとISSとを結ぶ電源ケーブルや通信ケーブルをつなぐこと。作業時間は6時間半を予定。このEVAは、シャトル史上50回目である。
の後の主な予定は現段階では次のとおり。予定は変更になることがある。時間はすべて日本時間。
- 9月11日(月) 午後9時11分
シャトルのエンジンによるISSの軌道上昇(リブースト)
今回のフライトでは、ISSのリブーストはこの1回だけの予定 - 9月12日(火) 午後4時 6分 ズベズダの各種システムの起動作業開始
- 9月17日(日) 午前0時45分 シャトル/ISS分離
- 9月19日(火) 午後5時46分 ケネディー宇宙センター(KSC)へ着陸
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