田中 一幸さんが宇都宮・ジョーンズ彗星の尾を観測
【2000年12月16日】
アメリカ・アリゾナ州の田中 一幸さんが、12月14日に宇都宮・ジョーンズ彗星(C/2000 W1)の尾を
観測しました。彗星の頭部から東側にのびる尾は、20分角(見かけの満月の3分の2)ほどの長さで、2本に
分かれています。
なお、眼視では、尾は見られなかったとのことです。
田中 一幸さんは、アリゾナ大学で能動光学を学ばれながら、多方面で画像処理や光学シミュレーション の成果を発表されています。月刊星ナビでは、 デジタルをやさしく解説する「もっとデジタルに親しむ」を連載中です。
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宇都宮・ジョーンズ彗星 |
2000年12月14日 18時51分(AZ Time=MST)〜 赤30秒 x 1枚 緑30秒 x 2枚 青30秒 x 1枚でRGB合成 |
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撮影者/田中 一幸氏 撮影地/アリゾナ州ツーソン 撮影機材/口径12.5cmF3.8ライトシュミット CCDカメラ/Meade Pictor416XTE |
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田中 一幸さんのホームページの 宇都宮・ジョーンズ彗星のページには、 オリジナル画像が掲載されています。
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