投稿画像集(2):1 月 25 日の土星食を捉えた

【2002 年 1 月 28 日 アストロアーツ】1 月 30 日更新

24 日深夜(25 日未明)に西日本で見られた土星食の画像を 25 日のニュース「投稿画像集 1 月 25 日の土星食を捉えた」でも紹介したが、その後もたくさんの土星食画像が届いているので、以下に紹介しよう。(画像はクリックでオリジナルサイズで表示)


(アストロアーツスタッフ撮影の土星食の動画)

(こちらは rm 形式の動画です。サイズ 3.1MB、約 2 分)
撮影者/アストロアーツ スタッフ
撮影地/神奈川県川崎市、千葉県木更津市
備考/30 倍速再生


(浦辺守氏撮影の土星食の連続写真)

撮影者/浦辺 守
撮影地/千葉県鴨川市
撮影機材等/FS128 + or.18mm + WAT100N、DV に録画、Photoshop で 6 コマコンポジット


(横山満氏撮影の土星食(潜入)の組写真) (横山満氏撮影の土星食(出現)の組写真)

撮影者/横山 満
撮影地/福岡県宗像市
撮影時刻/(1 枚目)1 時 46 分 40 秒、49 分 12 秒、49 分 59 秒、(2 枚目)2 時 29 分 18 秒、29 分 50 秒、露出はすべて 1/30 秒
撮影機材等/FS-128、ナグラー 17mm、SONY DSC-S70 F2、手持ち撮影

●撮影者コメント:この日、雲に悩まされての撮影でした。出現時の写真は薄雲を通しての撮影です。それでも何とか土星の形は確認できました。


(野島武氏撮影の土星食の写真)

(この画像から野島武さんのサイト土星食のページにリンクを張っています。リンク先では土星食の画像のほか、Quicktime 形式の動画が見られます。)


(米山誠一氏撮影の土星と月の接近の写真) (米山誠一氏撮影の土星食(潜入)の組写真) (米山誠一氏撮影の土星食(出現)の組写真)

撮影者/米山 誠一
撮影地/神奈川県横浜市
撮影日時/1 月 25 日(1 枚目)1 時 51 分、露出 1/24 秒、(2 枚目)2 時 03 分〜09 分まで 60 秒間隔、露出 1 秒、(3 枚目)2 時 12 分〜15 分まで 30 秒間隔、露出 1 秒
撮影機材等/(共通データ)VIXEN R200SS-GPD・D2M(D 200mm、f 800mm)+ カシオのデジカメ QV-8000SX、LV 10mm アイピースによるコリメート撮影、(1 枚目)焦点距離 6mm(デジカメ広角端)、合成焦点距離 480mm、F 3.2、(2、3 枚目)48mm(8 倍ズーム)、合成焦点距離 3840mm、F 3.2

●撮影者コメント:土星が月の北端が通過する土星接食でした。月の高度が低く月も土星もフニャフニャな状態でした。月の北端の暗部に土星が滑り込む様に食が始まり、月のクレーターの間を土星の輪の北端が見え隠れする様に通過し、わずかな間は、土星の輪が全て隠れた様に見えました。

(米山誠一氏撮影の土星食の動画)

(こちらは gif 形式の動画です。サイズ 311KB)
撮影時刻/2 時 03 分〜15 分 30 秒、12 コマ、露出 1 秒
撮影機材等/48mm(8 倍ズーム)、合成焦点距離 3840mm、F 3.2、その他は上と同じ


(山地隆範氏撮影の土星食の写真)

撮影者/山地 隆範
撮影日時/1 月 25 日 1 時 52 分 43 秒
撮影地/香川県多度津町
撮影機材等/FS-128、Nagler 12mm、ニコン coolpix5000 でコリメート撮影、ビクセン GPD にて電動追尾、フォトショップ 5.0 で画像処理

●撮影者コメント:高度が低く、シーイングも悪かったのですが、良い雰囲気の画像が得られました。


(山口一夫氏撮影の土星食の写真 1) (山口一夫氏撮影の土星食の写真 2)

「東限の土星蝕」
撮影者/山口 一夫
撮影時刻/(1 枚目、潜入前)2 時 05 分、(2 枚目、出現後)2 時 16 分、露出はともに 1/4 秒
撮影地/神奈川県横須賀市湘南国際村
撮影機材等/セレストロン C11/12mm + ニコン E990 コリメート

●撮影者コメント:ホボ東限界の土星蝕で高度 9 度と厳しい状況でした。前回 10 月 8 日は晴れを求めて秋田男鹿半島まで走らせましたが、今回は地元横須賀の湘南国際村でした。


(前原勲氏撮影の土星食の組写真)

撮影者/前原 勲(真備星の会)
撮影地/岡山市清根村
撮影機材等/自作ニュートン 25cm F5.1 反射、LV25mm アイピース + オリンパスデジカメ C-4040(デジタルズーム最大)、露出:潜入時 1/15 秒、出現時 1/100 秒

●撮影者コメント:雲の合間に運良く最後まで撮影できましたが出現時はかなりのシンチレーションのためぜんたいシャープではありません。


(太田輝章氏撮影の土星食(潜入)の写真)

撮影者/太田 輝章(大分天文協会
撮影地/大分市
(その他のデータは画像中に記載)

●撮影者コメント:自宅からでは西側の低高度が望めないので近くの高台に移動しました。快晴に恵まれましたが、シーイングが悪く高倍率での撮影はあきらめました。


(千村雄一氏撮影の土星と月の接近の写真)

撮影者/千村 雄一
撮影地/埼玉県深谷市
撮影機材等/ボーグ 76 ED & 2xバローレンズと、レンズを取り去ったデジタルカメラ(NEC picona)による直焦点撮影後、合成
(その他のデータは画像中に記載)

●撮影者コメント(抜粋):当地では、月の直ぐ近くを通り過ぎて行く様子は中々楽しめました。低空と冬のシーイングの悪さで、肉眼で見ていても川の底のように激しく揺れていました。


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