【投稿画像集 2】ニート彗星(C/2002 V1)

【2003年1月27日 アストロアーツ】2月1日更新

(横山満氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
横山 満
撮影日時:
2003年1月30日 19時20分、露出 5分
撮影地:
福岡県岡垣町
撮影機材等:
Pentax SDUF II 400mm F4、TP2415
●撮影者コメント:
久しぶりの晴れ間にやっとこの彗星を撮影することができました。エメラルドグリーンの色が印象的でした。条件的にはあまり良くありませんでしたが、眼視でも2度程の尾が確認できました。フィルムに若干の水素増感ムラがあります。

(時政典孝氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
時政 典孝(西はりま天文台
撮影日時:
2003年1月30日 19時0分〜20分、露出 (L)1分、(R,G)2分、(B)6分
撮影地:
兵庫県 西はりま天文台公園
撮影機材等:
西はりま天文台 60cmカセグレン F6、ST9
●撮影者コメント:
60cm望遠鏡や10cmのファインダーで美しい尾を確認できました。望遠鏡をお持ちの方には、観望お勧めです。

(横道順一氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
横道 順一
撮影日時:
2003年1月30日 18時37分、露出 120秒
撮影地:
岡山県津山市
撮影機材等:
タカハシ ε-200(D=200mm f=800mm F4.0)、SHOWA 20E、ビットラン BJ-31L(-19度に冷却)、ステライメージ3で画像処理、疑似カラー処理、画角 36'57"×29'39")
●撮影者コメント:
わずかな晴れ間の撮影で、なんとか写すことができました。複雑な尾が見えてきました。

(中村正之氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
中村 正之(「夢集団・星とロマンを語る会」代表)
撮影日時:
2003年1月30日 18時25分、露出 10分
撮影地:
栃木県茂木町
撮影機材等:
BORG 100EDF4PH + Nikon FE、コニカ センチュリア400、StellaImage3にて処理、白黒化
●撮影者コメント:
3センチファインダーですぐに捕らえられました。明らかに尾が伸びています。写真から見ると5度以上ありそうです。
白黒を反転させた画像。コメント:トリミングして白黒反転してみました。尾の伸びる様子が分かります。)

(遊星人M3氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
遊星人M3
撮影日時:
2003年1月30日 18時56分19秒、露出 120秒
撮影機材等:
タカハシ FC-100(直焦点)、MUTOH CV-04(-15度に冷却)、ステライメージ3で画像処理
●撮影者コメント:
1月30日のNEAT彗星です。相変わらずの悪い天気で、1枚のみ撮像しました。尾もだいぶ伸びているようで、ここ数日がチャンスですね。

(西山定敏氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
西山 定敏
撮影日時:
2003年1月30日 18時38分(JST)〜、露出 (L)60秒×10枚、(RGB)60秒×2枚ずつ
撮影地:
岡山県金光町
撮影機材等:
ヨシカワ光器 YK-300(D=300mm f=1800mm F6)、永田光機 VT-3、ビットラン BJ-31L(-20度に冷却)
●撮影者コメント:
10cmでも尾の存在が確認できて彗星らしい姿になってきました。
gif形式の動画もお送りいただきました。19時0分54秒〜21分51秒まで、露出 60秒×10コマ、2×2ビニング)

(田中一幸氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
田中 一幸
撮影日時:
2003年1月30日 18時42分0秒(JST)、露出 計12分
撮影地:
東京都あきる野市
撮影機材等:
8インチ ベーカーシュミットカメラ(fl=460mm F2.3)、IDAS RVBバンドフィルター、Apogee AP2Epカメラ(-30度に冷却)、アンチブルーミング処理
●撮影者コメント:
近くの恒星と比べると彗星の明るさは5等級前半と思われ予報より暗いようです。イオンテイルは2度以上伸び、複雑に乱されている様子が映像からわかります。またイオンテイルそのものの動きはさほど速くないので露出時間を比較的延ばして撮影することができます。

(荒井保典氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
荒井 保典
撮影日時:
2003年1月28日 18時46分、露出 8分
撮影地:
富士山西臼塚駐車場
撮影機材等:
Nikon FE ED、Nikkor 300mm F4.5開放、Fuji superia 800、VIXEN SP赤道儀、ガイド鏡(D=55mm 147倍)でガイド
●撮影者コメント:
7×35の双眼鏡では、わずかに尾も見えました。この間の工藤藤川彗星に比べかなり大きく見えます。

(佐藤康明氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
佐藤 康明
撮影日時:
2003年1月29日 18時27分〜、露出 (L)120秒×11枚
撮影地:
神奈川県相模原市
撮影機材等:
E-160(D=160mm f=530mm F3.3)、EM-200、ST8E(-30度に冷却)、ST-4核ガイド、反転処理
●撮影者コメント:
強風の中時々雲が現われ中断したが、透明度は抜群、5cmの双眼鏡で簡単に尾が見える。推測で3等、4等星のように見える。今後、低空のため撮影の短縮が残念、しかし増光が楽しみである。

(奥田功氏撮影のニート彗星の写真 1)

撮影者:
奥田 功
撮影日時:
2003年1月29日 18時0分〜、露出 5分×8枚コンポジット合成
撮影地:
千葉県浦安市
撮影機材等:
BORG 100ED(D=100mm fl=640mm F6.4)、 BITRAN BJ-41C(-20度に冷却)、IDAS LPS-P1フィルター、EM-200、Temma-PC Jr.
●撮影者コメント:
高度が低いので光害の影響を受けましたがなんとか撮影できました。

(丸岡一洋氏撮影のニート彗星の写真 1) (丸岡一洋氏撮影のニート彗星の写真 2)

撮影者:
丸岡 一洋
撮影日時:
(1枚目)2003年1月28日 19時53分(JST)、露出 3分
(2枚目)19時30分(JST)〜、露出 120秒×3コマ合成
撮影地:
徳島県海部郡海南町
撮影機材等:
(1枚目)Nikon 300mm F=2.8開放、フジ FinePix S2 Pro(ISO 800)、タカハシ NJP-NVで自動ガイド
(2枚目)タカハシ BRC-250(D=250mm f=1260mm F5)、フジ FinePix S2 Pro(ISO 800)、タカハシ NJP-NVで自動ガイド
●撮影者コメント:
(1枚目)撮影準備で手間取り、低空での撮影になりました。天候は透明度も良く美しい尾も写りました。
(2枚目)露出間隔が均一ではありませんが頭部の尾の噴出しの様子が伺えます。天候は透明度良好でした。

(増澤敏弘氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
増澤 敏弘
撮影日時:
2003年1月25日 18時30分(JST)〜、露出 (RGB)1分ずつ
撮影地:
長野県塩尻市
撮影機材等:
Takahashi ε-210(D=210mm f=628mm F3)、BITRAN BJ-32L、IDAS LRGBフィルタ、2×2ビニング、画角:36'×26'
●撮影者コメント:
R,G,B画像を撮影後にL画像を撮り始めましたが、あっという間に曇ってしまいました。このところ、天候がすぐれません。少し見にくいですが、写野いっばいに尾が写っています。

(大石浩文氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
大石 浩文
撮影日時:
2003年1月25日 18時15分(JST)〜、露出 (RGB)1分×2枚ずつ、(L)1分×10枚の計16枚合成
撮影地:
神奈川県川崎市
撮影機材等:
SP-140SS(D=140mm f=500mm F3.57 シュミットニュートン)、EM200、Temma PC Jr.、SBIG ST-7E(-20度に冷却)
●撮影者コメント:
1/18に撮影してから1週間後のC/2002 V1の姿です。前回と同様の光学系(シュミット・ニュートン)と冷却CCD(ST-7E)で、狙いました。市街地の光害の影響でテールは、はっきりとは写りませんでしたが、なんとか確認できます。撮影の前に、眼視でも観望しましたが、彗星独特のボワッとした光影を容易に確認できました。6等級ぐらいと見積もりました。

(寺嶋博氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
寺嶋 博
撮影日時:
2003年1月25日 19時15分(JST)〜、露出 4.5分×3枚合成
撮影地:
静岡県天城湯ヶ島町
撮影機材等:
ペンタックス 100SDUF(D=100mm f=400mm F4)、ニコン FM10、フジカラー SUPERIAズームマスター800、タカハシ EM-200にて恒星時追尾、Photoshop5.0LEおよびステライメージ3にて画像処理(彗星部分をトリミング、加算コンポジット、トーンカーブ調整など)
●撮影者コメント:
明るさは5等台に入ったでしょうか。8×24双眼鏡でも存在がわかりました。撮影鏡筒で事前に眼視確認しましたが、尾はほんの僅かしか見えませんでした。写真原版上では2度ほどの長さの尾が認められます。

(桑原康吉氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
桑原 康吉
撮影日時:
2003年1月25日 18時50分、露出 60秒×4枚合成
撮影地:
東京都府中市
撮影機材等:
BORG 125ED(f=800mm F6.4)、ビットラン BJ32C、NJP、モノクロ反転
●撮影者コメント:
当地でも微かに尾が写るようになりました。

(田村竜一氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
田村 竜一
撮影日時:
2003年1月25日 18時50分、露出 5分
撮影地:
徳島県海部郡日和佐町
撮影機材等:
ミノルタ SRT-101 f=300mm F2.8開放、ISO 1600
●撮影者コメント:
月明かりがなくなり5cm双眼鏡でよく見えます。明るさは、4.8等級。視直径は、10分以上。尾は、1度以上。
この日は、冬型がゆるみ西から低気圧が接近中。日没時から薄雲がひろがりダメかと思いましたが、薄明終了時に西空の雲がきれました。5分露光を2コマ撮るとニート彗星は、雲の中に消えて行きました。

(田中一幸氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
田中 一幸
撮影日時:
2003年1月24日 18時43分0秒(JST)、露出 計24分
撮影地:
東京都あきる野市
撮影機材等:
8インチ ベーカーシュミットカメラ(fl=460mm F2.3)、IDAS RVBバンドフィルター、Apogee AP2Epカメラ(-30度に冷却)、アンチブルーミング処理
●撮影者コメント:
彗星の地平高度がかなり高いので、1月中なら比較的簡単に撮影できると思います。2月にはいるとかなり明るくなるでしょうが高度がどんどん低くなるので、撮影しづらくなるでしょう。

(米山誠一氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
米山 誠一
撮影日時:
2003年1月25日 19時1分、露出 3分
撮影地:
神奈川県三浦市
撮影機材等:
望遠鏡(D=200mm fl=800mm F4)、フジ FinePix S2 Pro(ISO 800)、直焦点、4,256×2,848ピクセルの画像を4×ソフトビニング後トリミング

(佐藤康明氏撮影のニート彗星の写真)

撮影者:
佐藤 康明
撮影日時:
2003年1月25日 19時1分(JST)〜、露出 (RGB)90秒×3枚ずつ、(L)90秒×6枚
撮影地:
神奈川県相模原市
撮影機材等:
E-160(D=160mm f=530mm F3.3)、EM-200、ST8E
●撮影者コメント:
好天に恵まれ、光害にめげす挑戦してみました。5cmのファインダーでやっと光点が確認できました。今後が楽しみです。

(佐野康男氏撮影のニート彗星の写真 1) (佐野康男氏撮影のニート彗星の写真 2) (佐野康男氏撮影のニート彗星の写真 3)

撮影者:
佐野 康男
撮影日時:
(1枚目)2003年1月25日 17時54分(JST)〜、露出 (RGB)180秒×1枚ずつ、(L)180秒×5枚
(2枚目)2003年1月26日 18時1分(JST)〜、露出 (RGB)180秒×1枚ずつ、(L)180秒×8枚
(3枚目)2003年1月26日 18時14分(JST)〜、露出 (L)180秒×8枚
撮影地:
北海道名寄市
撮影機材等:
PENTAX SD-HF75(D=75mm f=360mm F4.8)、EM200、BJ41L
●撮影者コメント:
(1枚目)透明度は良かったのですが、雲の通過での撮影となりました、更に尾もハッキリとし明るくなっていました、80mm×20倍の双眼鏡で僅かに尾が見えました。
(2、3枚目)100mm×20倍の双眼鏡でハッキリと尾が認められました。

(大島修氏撮影のニート彗星の写真 1) (大島修氏撮影のニート彗星の写真 1)

撮影者:
大島 修
撮影日時:
(1枚目)2003年1月24日 18時36分〜、露出 1分×8枚加算×4枚加算平均
(2枚目)1月25日、時刻は画像中に記載、露出 1分×8枚加算
撮影地:
群馬県新田町
撮影機材等:
CST250N(D=250mm f=1884mm F7.6)、昭和機械25E、ビットラン BJ-41C
2枚目はグレースケール変換後に反転
●撮影者コメント:
(1枚目)光害地では透明度次第ですが、望遠鏡が強風にあおられながらも良い透明度でした。左上にわずかに尾が見えるのですが、コマの表現を重視して、尾は犠牲になっています。
(2枚目)撮影していて尾が少し曲がっているようなので、組み写真にしてみました。

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