宇宙はだんだん暗くなる?
【2003年8月15日 Royal Astronomical Society Press Notices】
近く発表される研究結果によれば、今後宇宙は星の光が減っていってどんどん暗くなっていくということだ。
研究者たちは、40,000個の銀河における星形成の歴史を観測し、新しい星がどのくらい生まれているのかを調べた。その結果、ここ数十億年に誕生した星の光は、同じ間に燃え尽き光らなくなった星のものよりも少ないということがわかったのだ。つまり、宇宙はだんだんと暗くなっているというわけである。
銀河の光は、そこに含まれる星の光が集まったものだ。そのうち、若い星からの光は青い色をしているが、この星は高温、大質量で寿命が短く、赤っぽく見える普通の星よりも早く燃え尽きてしまう。多くの銀河が全体的には赤っぽく見えるということは、青く光る若い星の誕生がずっと昔にほとんど終わってしまったという証拠だろうと考えられる。