【投稿画像集】2005年9月 金星と木星の接近

【2005年9月9日 アストロアーツ】9月12日更新

9月1日には金星と木星が大接近し、同じ日少し離れた場所にはスピカも輝いていた。また、9月7日には、離れつつある金星と木星に加え三日月が並び、美しい光景となった。これらの現象を撮影した画像をお送りいただいたので紹介しよう。


(鈴木克氏撮影の金星と木星の写真 1)

タイトル:
「月、金星、木星と櫛形山脈」
撮影者:
鈴木 克
撮影日時:
2005年9月8日 18時44分38秒、露出 1/2秒
撮影地:
新潟県胎内市 胎内自然天文館
撮影機材等:
キヤノン ズーム EF24-85mm、キヤノン EOS 10D (fl=24mm F3.5、ISO 400)
付属ソフトでRAW画像調整
コメント:

帰宅の途中、見事に列をなしているのに気がつき、撮影をしにUターンしてしまいました。手前に電線が入ってしまい残念です。


(p3x888氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「何も知らずに…」
撮影者:
p3x888
撮影日時:
2005年9月7日 18時34分35秒、露出 2.5秒
撮影地:
川崎市麻生区
撮影機材等:
パナソニック DMC-FZ5
Neat Imageにてノイズ除去、トリミングなし、リサイズあり
コメント:

空の綺麗さに惹かれて撮影していたのですが、明るい星の名前を知りたくて調べてみたら天文現象と知りました。


(浦辺守氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「月と金星・木星、そしてスピカ」
撮影者:
浦辺 守
撮影日時:
2005年9月8日 18時35分、露出 1秒
撮影地:
千葉県館山市北条海岸
撮影機材等:
タカハシ FS-128、キヤノン IXY Digital L2
Photoshop
コメント:

コンパクトなデジタルカメラでも、夕方のランデブー風景が撮影できました。スピカも写っていますが、画像を小さくしてしまうと分かり難くなっています。


(小嶋孝弘氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「月+金星+木星=」
撮影者:
小嶋 孝弘
撮影日時:
2005年9月8日 19時15分26秒、露出 10秒
撮影地:
和歌山県御坊市
撮影機材等:
14.6mm、キヤノン PowerShot G5、三脚
コメント:

散歩の途中、何か撮りたくなって。


(佐藤崇氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「木星、金星、月の整列」
撮影者:
佐藤 崇
撮影日時:
2005年9月8日 19時2分、露出 2秒
撮影地:
宮城県登米市立浅水小学校屋上
撮影機材等:
カシオ QV-3000EX
ステライメージ4でトーンカーブ調整
コメント:

木星、金星、月が一直線に整列した眺めは、本当に美しかったです。教育実習の指導で残っていた先生方で屋上に上がり、この光景を楽しみました。


(chu氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「台風の中の三日月と金星」
撮影者:
chu
撮影日時:
2005年9月7日 18時14分0秒、露出 1/25秒
撮影地:
神奈川県綾瀬市自宅の窓から
撮影機材等:
パナソニック DMC-FZ30 + DMW-LT55 ×1.7(合成F4.0 合成fl=355mm)、固定撮影
Adobe Photoshop Elements 3.0 Windows
コメント:

西日本に大変な被害をもたらした台風14号が日本海を北上中、未だ強風域の中にある西の空、不気味な色の夕焼け空がほんの数分覗きました。不気味な色の空に三日月と金星が寄り添って輝いていました。ほんのつかの間の景色でした。


(アストロピカル猫氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「The ランデブー」
撮影者:
アストロピカル猫
撮影日時:
2005年9月7日 19時40分0秒、露出 1/4秒
撮影地:
自宅アパート玄関前廊下
撮影機材等:
シグマ 24-70mm F2.8、富士写真フイルム FinePix S2 Pro、固定撮影

(川脇修三氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「夕焼け」
撮影者:
川脇 修三
撮影日時:
2005年9月7日 18時45分、露出 オート、-1EV
撮影地:
京都市西京区
撮影機材等:
ズーム20mm、ニコン COOLPIX880
コメント:

台風一過の素晴らしい夕焼け空でした。手すりにカメラを押さえつつの手持ち撮影となりました。


(久保庭敦男氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「夕空に集う星々」
撮影者:
久保庭 敦男
撮影日時:
2005年9月7日 18時38分、露出 各2秒×2枚
撮影地:
茨城県牛久市
撮影機材等:
ニコン 105mm(F2.5→4)、ニコン D70(ISO 200、ノイズリダクションON)、固定撮影
フラット補正、2枚を加算平均合成(自作ソフト)、色調補正など(Photoshop)
コメント:

日本海を台風が北上し、この辺りも強風の中に時折雨が降る状況。それでも諦めずに夕空を見上げていたら、奇跡的にも5分ほど僅かな雲間が現れました。夕焼け雲越しの月、金星、木星、スピカ。涙が出るほどの眺めでした。


(増谷幸成氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「月と金星・スピカ+木星」
撮影者:
増谷 幸成
撮影日時:
2005年9月7日 18時58分、露出 4秒
撮影地:
奈良県吉野郡天川村洞川
撮影機材等:
ニコン 70-200mm ED、富士写真フイルム FinePix S3Pro
コメント:

台風の後で空が澄んできれいでした。


(前原勲氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「星との競演 備中国分寺」
撮影者:
前原 勲
撮影日時:
2005年9月7日 19時6分、露出 6秒
撮影地:
総社市国分寺
撮影機材等:
キヤノン EOS Kiss Digital 28-200mmズーム(F7.1 ISO100)
コメント:

位置的な関係で仕方なく境内にて撮影しました。


(加藤保美氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「月・金星・木星接近」
撮影者:
加藤 保美
撮影日時:
2005年9月7日 18時35分、露出 1/4秒
撮影地:
埼玉県比企郡鳩山町(自宅にて)
撮影機材等:
EF90-300mmZOOM (fl=135mm F5)、キヤノン EOS 20Da
StellaImage5で画像処理
コメント:

台風14号が過ぎ去った後、名残の雲が赤く染まってすばらしい夕焼けになりました。それに天文ショーが加わったため、しばし見とれてしまいました。


(三河内岳氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「夕焼けに映える月と惑星」
撮影者:
三河内 岳
撮影日時:
2005年9月7日 18時37分、露出 1/8秒
撮影地:
東京都文京区
撮影機材等:
Leitz Summaron 35mm F3.5 開放、エプソン1 R-D1 (ISO 800)
コメント:

綺麗な夕焼けだなとふと見たら、月と惑星が接近していたので、急いで手持ちの機材で撮影してみました。天文現象の撮影には、異色の機材になってしまいました。窓から乗り出しての手持ち撮影のため、構図も窮屈で、やや手ブレしています。50年前のレンズで開放のため、像もかなり甘いです。


(たるが氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「台風一過の月、金星、木星そしてスピカ」
撮影者:
たるが
撮影日時:
2005年9月7日 18時43分、露出 1/2秒
撮影地:
山梨県勝沼町の自宅近辺
撮影機材等:
タムロン SP Asphtrical XR Di(IF)28-75mm 、富士写真フイルム FinePix S3 Pro(ISO 800 F2)
コメント:

満天の星空を予感させてくれる?美しい夕焼け。絹層雲に混じってまだ乱れ飛ぶちぎれ雲。たまにはこんな撮影もいいですね



(八木田哲夫氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「木星 + 金星 + α」
撮影者:
八木田 哲夫
撮影日時:
2005年9月1日 19時19分頃、露出 15秒
撮影地:
兵庫県明石市
撮影機材等:
AF-Sニッコール 18-70mm ED(18mm F3.5で使用)、ニコン D70(ノーマル機)、ビクセン GPD
縦構図から、下側約1/2をトリミング
その他:
左側の流星は、-5等より明るかったと思います。
コメント:

木星と金星の接近を撮っていたときに、すぐそばを流れました。パソコンで確認すると、画面右側にも流星(?)が写っていました。光害って、イヤですね。


(吉尾賢治氏撮影の金星と木星の写真 1) (吉尾賢治氏撮影の金星と木星の写真 2) (吉尾賢治氏撮影の金星と木星の写真 3)

タイトル:
「スピカ、木星、金星の位置変化」
撮影者:
吉尾 賢治
撮影日時:
(1枚目)2005年9月2日 19時13分〜14分、露出 10秒×5枚
(2枚目)2005年9月1日 19時15分〜16分、露出 15秒×4枚
(3枚目)2005年8月27日 19時29分、露出 5秒×4枚
撮影地:
(1、2枚目)自宅(富山県南砺市)
(3枚目)石川県鳳珠郡能登町(柳田満天星横駐車場)
撮影機材等:
(共通機材)ニコン D70、カメラ三脚固定
(1、2枚目機材)付属ズームニッコールED 18-70mm
(3枚目機材)ニッコール 50mm F1.4→F2.8
RAPで復元後、RegiStax3でコンポジット、トーンカーブ、色調レベル調整等
コメント:

(1枚目)三者の位置変化を追いかけてみました。左がスピカ、右が木星、その斜め下が金星です。1日前の様子です。

(2枚目)たった1日なのに金星が動きがよく分かります。

(3枚目)6日(5日)前の三者の様子です。やはり金星の位置変化(西→南東方向)が大きいのがよく分かります。


(wata氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「夕空の金星と木星」
撮影者:
wata
撮影日時:
2005年9月3日 8時39分10秒、露出 1/2秒
撮影地:
札幌市中央区
撮影機材等:
サンヨー DSC-J4(=Xacti、F=3.9 fl=16.0mm、ISO 100)手持ち固定撮影
photoshop 7.0.1 でトリミング
コメント:

夕焼け空がいい色になるまで待っていたら、ずいぶん低くなってしまいました。スピかも左端にかすかに写っています。コンパクトデジカメ + 手持ち撮影です。


(久保庭敦男氏撮影の金星と木星の写真 1) (久保庭敦男氏撮影の金星と木星の写真 2) (久保庭敦男氏撮影の金星と木星の写真 3)

タイトル:
「金星、木星、そしてスピカ」
撮影者:
久保庭 敦男
撮影日時:
(1枚目)2005年8月31日 18時50分〜51分、露出 各4秒×5枚
(2枚目)2005年9月1日 18時52分〜53分、露出 各10秒×4枚
(3枚目)18時41分〜42分、露出 各3秒×4枚
撮影地:
(1枚目)茨城県牛久市
(2、3枚目)茨城県美浦村
撮影機材等:
(共通機材)iニコン D70(ISO 200、ノイズリダクション ON)、固定撮影
(1、2枚目機材)ニコン 105mm F2.5→4
(3枚目機材)ニコン35mmF2→4
フラット補正、加算平均(自作ソフト、1枚目は5枚加算平均、2、3枚目は4枚加算平均)、色調補正など(Photoshop)、トリミング
その他:
8/31画像と同縮尺
コメント:

いずれも靄の多い夕暮れでしたが、とても美しい惑星接近を見ることができました。8/31と9/1を比較しただけでも、ずいぶん位置が変わりますね。


(佐藤崇氏撮影の金星と木星の写真)

タイトル:
「金星と木星」
撮影者:
佐藤 崇
撮影日時:
2005年9月1日 18時53分、露出 1.6秒
撮影地:
宮城県登米市浅水小学校 校庭
撮影機材等:
カシオ QV-3000EX
コメント:

金星と木星が上下に並んで,とても美しい光景でした。先生方と青空の中から金星を探し出す競争を楽しみました。