山崎製パン株式会社、宇宙日本食「YOHKAN」を発売

【2008年4月18日 アストロアーツ】

山崎製パン株式会社が、宇宙日本食「YOHKAN」(ようかん)の発売を開始した。「宇宙日本食」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)によって、国際宇宙ステーション(ISS)へ供給するために認定された宇宙食である。


(「YOHKAN」の画像)

「YOHKAN」。クリックで拡大(提供:山崎製パン株式会社)

山崎製パン株式会社では、昨年6月に同社の製品である「一口羊かん」が「宇宙日本食」としての認定を受けた。そしてこの4月、「一口羊かん」に新たなパッケージと名前を与えて、宇宙日本食「YOHKAN」として一般向けに販売を開始することとなった。

「YOHKAN」のパッケージには、紙箱とアルミパッケージの2種類がある。紙箱の方は、全国の山崎製パン製品を取り扱う一部のスーパーやコンビニで購入することができる。価格は栗が110円、小倉が100円(メーカー希望小売価格、税抜)。

アルミのパッケージに包まれた「YOHKAN」は、箱入り同様、栗と小倉があり、価格はいずれも350円(メーカー希望小売価格、税抜)。こちらは実際にISSに持ち込まれる袋が使用されている。この袋は簡単に開封できないようにつくられており、宇宙飛行士ははさみを使って開封する。

アルミパッケージの「YOHKAN」は、丸の内オアゾのJAXAi、つくば宇宙センター管理棟の売店、または宇宙科学研究所相模原キャンパスの生協で購入することができる。

その他、製品に関するお問い合わせは、山崎製パン株式会社のお客様相談室(東京 03-5821-1800)まで。

<参照>

<関連リンク>

<関連ニュース>