読書週間に読む本はこれで決まり! 天文書評特集実施中

【2008年10月27日 アストロアーツ】

10月27日から11月9日まで実施される読書週間にあわせて、星ナビ.comのウェブ連載「金井三男のこだわり天文書評」で特集を実施している。


特集は題して「すべての天文ファンに贈る、特選天文ブック」。これまでに「金井三男のこだわり天文書評」に掲載された200冊近い本の中から金井三男さんが60冊を厳選し、入門者向けから専門的なものまで6段階に分けて紹介している。

プラネタリウム解説員の金井さんは、月刊星ナビで「金井三男のこだわり天文夜話」を連載している。その豊富な話題を支えるもののひとつは、やはり読書だ。これまでに星ナビ.comの書評で紹介された本は児童書から専門書まで幅広く、ジャンルも星座や神話にはじまり、天文学の歴史、宇宙旅行、最新宇宙論など多岐にわたる。

読書週間にあわせて本を選んだ金井さんは、「天文にはご自分の段階や趣向に合わせて多数の選択肢があり、この本の選定基準は一例です」としつつ、「みなさんもこれらの優れた本から、現代天文学のおもしろさに触れ、そして広めてください」とコメントしている。

読書好きの方も、ふだんはあまり読まない方も、この機会に本を手にとって天文や宇宙についての知識を深めてみてはいかがだろうか。

紹介されている本の例

あの星はなにに見える?(出雲晶子 著)
「星座が人類共通の文化遺産であることを認識させる本。マイ星座を創ってみよう!」
星を見よう!(北尾浩一 著)
「日本人の星と民俗について、全国を回った著者渾身の語り口に耳を傾けよう。」
モンスター銀河狩り(谷口義明 著)
「巨大銀河研究の最前線を歩いてきた著者だからこそ書けた、心ときめく報告の書。」