10月24日に「三鷹・星と宇宙の日」を開催

【2009年10月9日 国立天文台 アストロ・トピックス(509)

毎年秋に行われてきた「三鷹地区特別公開」が、今年から名称を「三鷹・星と宇宙の日」と改め、多彩な企画で行われる。最新の宇宙の姿に迫る講演をはじめ、研究紹介、ふだん見ることのできない観測装置の公開のほか、昼夜の観望会なども予定されている。


アストロ・トピックスより

「三鷹・星と宇宙の日(旧名称:三鷹地区特別公開)」を10月24日に開催いたします。

国立天文台、東京大学天文学教育研究センター、総合研究大学院大学は、毎年秋に「三鷹地区特別公開」を共同で開催してきました。今年からこのイベントを、「三鷹・星と宇宙の日」とより親しみやすい名称に改め、さらに内容を充実して、実施いたします。

今年のメインテーマは「天文学と望遠鏡の400年」です。ガリレオ・ガリレイが初めて天体観測を行った1609年から400年。望遠鏡によって明らかになってきた宇宙の姿、そしてこれからの天文学、望遠鏡について紹介する講演会のほか、観測・実験装置の公開や、研究紹介など、ふだんは触れることができない多彩な企画を用意しています。多くの方々のご来場をお待ちしております。

■ メインテーマ:
「天文学と望遠鏡の400年」
■ 日時:
2009年10月24日(土)10:00〜19:00(入場は18:00まで)
■ 場所:
国立天文台三鷹、東京大学天文学教育研究センター(東京都三鷹市大沢2-21-1)
■ 主催:
自然科学研究機構 国立天文台、東京大学大学院理学系研究科附属 天文学教育研究センター、総合研究大学院大学 物理科学研究科 天文学専攻
■ 後援:
社団法人 日本天文学会、財団法人 天文学振興財団、世界天文年2009日本委員会
■ 協力:
東京大学消費生活協同組合天文台支所、大沢地区住民協議会、三鷹市 星と森と絵本の家
■ 公開内容:
○講演会(※講演会場には定員がありますので、入場制限を行うことがあります)
  • 国立天文台 講演会(13:15〜15:30)
    • 講演1「すばる望遠鏡から30m望遠鏡TMTへ−ボケを直して最初の銀河を見る−」 家正則(国立天文台、総合研究大学院大学 教授)
    • 講演2「電波望遠鏡の進化と電波天文学の発展」 石黒正人(国立天文台 名誉教授)
  • 東京大学天文学教育研究センター 講演会(12:00〜12:40)
    • 「宇宙のすがた」 土居守(東京大学天文学教育研究センター 教授)
○天体観望会(悪天候の場合は中止になります)
  • 50cm望遠鏡:昼:金星や1等星、夜:木星や月など
  • 20cm望遠鏡:昼:太陽黒点の観察、夜:木星など
  • グラウンドにて協力メーカーや協力団体による観望会
○その他:主要観測・実験施設の公開、研究紹介、ミニ講演会、質問コーナー、スタンプラリーなど
■ 交通機関:
JR中央線武蔵境駅南口、京王線調布駅北口よりバスをご利用ください。いずれも「天文台前」バス停下車。自動車・バイクでの来場はできません
■ お問い合わせ先:
自然科学研究機構 国立天文台 事務部総務課
電話:0422-34-3600(代表)

※なお、アストロアーツも「三鷹・星と宇宙の日」に参加し、ステラナビゲータ Ver.8や星空ナビ、各種天文関連書籍など、さまざまな天文グッズを会場特価で販売する予定です。

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