ステライメージ Ver.6・6.0eアップデータを公開
キヤノン EOS Kiss X3など多数のRAWデータに対応
【2010年1月14日 アストロアーツ】
天体画像処理ソフト「ステライメージ Ver.6」がバージョンアップ。多数のRAWデータ読み込みに対応した、Ver.6.0eへのアップデータを無償公開しました。
今回のアップデータでは、RAWデータの直接読み込み対応機種として、新たにキヤノン EOS Kiss X3、EOS 7D/ニコン D3000、D300S/ペンタックス K-x、K-7、が追加されました。また、ニコン D5000の「色調整自動(現像あり)」での読み込みにも対応しています(このほかのサポート状況については「RAW画像の読み込み対応デジタルカメラ一覧」をご覧ください)。また、Ver.6.0発売後に判明した不具合の修正が盛り込まれています。
「ステライメージ Ver.6」は、「96ビットスーパーカラー処理」エンジンを搭載した、天体画像処理に最適なソフトウェアです。RAWデータの熱カブリやダークノイズを除去したり、コンポジットや色調補正、各種フィルタによる画像処理を行ったりして、天体画像を美しい作品に仕上げることができます。
ステライメージ Ver.6用「6.0eアップデータ」のダウンロードは「ステライメージ Ver.6アップデータ」のページより行ってください。すべてのユーザの皆様にダウンロード、アップデートしていただくことをお勧めいたします。
機種名 | 色調整自動 (現像あり) |
色調整手動 (現像なし) |
ベイヤー配列 |
---|---|---|---|
キヤノン EOS Kiss X3 | ○ | ○ | ○ |
キヤノン EOS 7D(RAW) | ○ | ○ | ○ |
キヤノン EOS 7D(M-RAW) | ○ | × | × |
キヤノン EOS 7D(S-RAW) | ○ | × | × |
ニコン D3000 | ○ | ○ | ○ |
ニコン D300S | ○ | ○ | ○ |
ニコン D5000 | ○ | ○ | ○ |
ペンタックス K-x | ○ | ○ | ○ |
ペンタックス K-7 | ○ | ○ | ○ |
(○:対応 ×:未対応)
《おもな修正内容》
- 「コンポジット:バッチ」ダイアログの「位置合わせ」で、「画像の重心」を選択してコンポジットをすると、ステライメージが強制終了することがある
- ワークフローで「ダーク/フラット補正」ダイアログの処理を記録して実行すると、正しくダーク/フラット補正されない
- CCDStackが出力したTIFF形式の画像を開くと、ステライメージが強制終了することがある
- 「画像解像度」ダイアログの「方法」で、「バイリニア」を選択して画像解像度を変更すると、ステライメージが強制終了することがある
※詳しい修正内容の一覧は、「ステライメージ Ver.6アップデータ」のページより「リリースノート(修正機能一覧)」をご参照ください。