ステラナビゲータ Ver.9のVer.9.0aへのアップデータを公開
【2010年9月9日 アストロアーツ】
天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ Ver.9」の、Ver.9.0aへのアップデータを無償公開しました。
今回のアップデータは、現在販売中の「ステラナビゲータ Ver.9.0」の不具合修正や機能の追加を行うものです。
Ver.9.0aアップデータには、ステラナビゲータ Ver.8と互換の方式で描画を行うモードに切り替える機能が新たに追加されたほか、多くの不具合の修正が含まれています。星図描画やリボンバー、操作に関わるいくつかの問題が修正されますので、ステラナビゲータをお使いのみなさまにアップデートをお勧めします。
ステラナビゲータ Ver.9用「9.0・9.0aアップデータ」のダウンロードは「ステラナビゲータ Ver.9 アップデータ」のページより行ってください。また、ステラナビゲータの[ヘルプ]メニューから「ステラナビゲータの更新確認」を実行すると、バージョンのチェックとアップデータのダウンロードができます。
製品の不具合によりユーザの皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申しあげます。
《※Windows XPでの動作について》
ステラナビゲータ Ver.9ではグラフィック処理が大きく変わったため、従来ステラナビゲータが動いていたパソコンであっても、Ver.9の動作条件を満たさない場合があります。
このようなパソコンでは以下のような問題が起きることがあります。
- 星図画面が真っ黒になる
- 恒星の周りに黒い縁が出る
- 他のウィンドウの中にステラナビゲータの画面が表示されることがある
- 印刷や画像として保存、クリップボードへの画面コピーができない
9.0aアップデータでは、[設定]メニューの「環境設定」ダイアログに[DirectXモードで動作]というチェックボックスが新たに追加されています。
お使いのパソコンで上記のような問題が起きる場合には、このチェックボックスをオフにすることでVer.8以前と互換の描画方式に切り替わりますので、こちらの設定をお試しください。
詳しくは以下のページをご参照ください。
《追加機能》
- 月・火星の地名に探査機の着陸・落下地点を追加
- 「環境設定」ダイアログに[DirectXモードで動作]チェックボックスを追加
《おもな修正内容》
- 昼間の状態で光跡残しをオンにすると背景の空が黒くなる
- 天体名などの文字列のフォントサイズを小さくしたときに、文字がぼやけて表示される
- モザイク写野角の中心をクリックしても天体情報パレットに情報が表示されない
- PGC銀河の天体情報で光度や視直径の値が0で表示される
- 「地形・地上風景」ダイアログで[経緯度変更時の標高]の設定が保存されない
- 星座早見モードや全天モードで、背景部分を右クリックするとステラナビゲータが強制終了することがある
- 太陽系モードの星図を[精細星図]で印刷すると、太陽が大きく印刷される
(修正内容の一覧は、「ステラナビゲータ Ver.9 アップデータ」のページより「リリースノート(修正機能一覧)」をご参照ください。)