10月30日に京都で先端加速器科学技術推進シンポジウム

【2010年10月7日 先端加速器科学技術推進協議会

10月30日に京都で「先端加速器科学技術推進シンポジウム」が開催される。宇宙の初期状態を再現する加速器を利用した「国際リニアコライダー計画」や、小惑星探査機「はやぶさ」など、宇宙の謎を探求する最先端科学の講演やパネルディスカッションが予定されている。


《先端加速器科学技術推進シンポジウム 2010 in 京都》

「先端加速器科学技術推進協議会」は、次世代の加速器科学を担う「先端加速器技術」の可能性や意義を広く発信するための様々な活動を行っています。今回は、先端加速器科学技術推進協議会が主催する公開シンポジウムのお知らせです。皆様のご参加をお待ちしています。

宇宙創成・進化・終焉の謎、宇宙とそれを形作る物質・空間の謎への探求は、まさに有史以来の人類共通の知のフロンティアへの挑戦です。人類は、宇宙を観測し、宇宙へ行き、そして「加速器」により宇宙の初期状態を再現することでこれらの謎に挑んできました。日本は、小林・益川両先生のノーベル物理学賞受賞を支えた加速器「KEKB」や世界初の小惑星探査機「はやぶさ」の偉業達成が示すように、いずれの分野でも世界最先端の科学技術を駆使して貢献しています。

本シンポジウムでは、「宇宙を観る、行く、創る」をキーワードとして基礎科学研究における日本の具体的な取組みと将来への展望を紹介し、今後大型加速器を使う国際リニアコライダー計画において日本が果たすべき役割と意義について理解を深めます。

■ タイトル:
先端加速器科学技術推進シンポジウム 2010 in 京都
『宇宙の謎に挑む 日本の貢献』「はやぶさ」から「国際リニアコライダー」へ
■ 日時:
2010年10月30日(土)13:30 〜 17:00(13:00 開場)
■ 会場:
京都リサーチパーク(KRP) バズホール(西地区4号館)
京都市下京区中堂寺粟田町93番地
■ プログラム:
  1. 開会
  2. 主催者挨拶
  3. 講演
    『宇宙の謎を解き明かす 最先端科学』
    東京大学 素粒子物理国際研究センター 准教授 山下了
    『ビッグバンを再現する究極の加速器 国際リニアコライダー計画』
    高エネルギー加速器研究機構 機構長 鈴木厚人
    『世界初 小惑星探査機「はやぶさ」 60億km 宇宙往還の旅』
    宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部 教授 川口淳一郎
  4. パネルディスカッション『日本の英知が宇宙の謎を解く』
    パネラー:講演者及び京都大学教授 野田 章
    モデレーター:多摩六都科学館館長 高柳雄一
  5. 総括質疑
  6. 閉会
■ 参加方法:
定員300名、無料(要事前申込)
■ 申し込み方法:
(1)電子メール
下記の必要事項をご記入のうえ、件名を「京都AAAシンポジウム参加申し込み」とし、1.代表者名(ふりがな)2.同伴者数(代表者を除いた人数)3.連絡先(電話番号、FAX番号、電子メールアドレスのいずれか)を記載しsympo@aaa-sentan.orgまで電子メールを送信
(2)FAX
ウェブサイト(PDFファイル)に記載のFAX用紙を利用するか、「京都AAAシンポジウム参加申し込み」と明記のうえ、1.代表者名(ふりがな)2.同伴者数(代表者を除いた人数)3.連絡先(電話番号、FAX番号、電子メールアドレスのいずれか)を記入し、「先端加速器科学技術推進協議会 事務局」(029-879-6241)までFAXを送信
※個人情報の利用及び取り扱い
本申込で記載された個人情報については、今回のシンポジウム実施にあたっての会場受付・確認に使用し、それ以外には一切使用しません
■ 本シンポジウムの申し込み・問い合わせ先:
先端加速器科学技術推進協議会
所在地: 〒305-0801 茨城県つくば市大穂1-1 高エネルギー加速器研究機構内
TEL/FAX: 029-879-6241
ウェブサイト: http://aaa-sentan.org/
電子メール: sympo@aaa-sentan.org

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